
ガマニア全体ミーティング 華人初のグラミー賞候補デザイナー:蕭青陽
6月20日のガマニア全体ミーティングには大物ゲストが登場しました。デザイナーで蕭大侠の異名を持つ蕭青陽氏です。2005、2008、2009、2010年度グラミー賞にノミネートされた経歴の持ち主で、胡徳夫、五月天、張震嶽、陳綺貞、陳建年などのアルバムを見たことがある人なら、きっと蕭氏の作品を目にしているはずです。アルバムのジャケットは蕭氏の手によるもので、これまでに800作を超えるアルバムジャケットのデザインを手がけていますが、ジャケットにはそれぞれ多くの人知れぬエピソードが隠されています。 切紙と音符が織り成すアルバム『故事島(Story Island)』 講演で蕭氏は『故事島(Story Island)』をテーマに創作のいきさつを語り、若き日に夢を追い求めたエピソードを情感たっぷりに聞かせてくれました。パン屋の息子として生まれた蕭氏は、子供のころから勉強嫌いでしたが、絵画と音楽には熱中し、そこから将来のデザインの道を歩み始めたのです。 『故事島(Story Island)』は切紙と音符を使った物語のアルバムです。この作品の誕生は、蕭氏が外国で「レース」をふんだんに使った宿に泊まったことがきっかけでした。レースの女性的なイメージとかつて海洋音楽祭のデザインを手がけた蕭氏のたくましいイメージとはマッチしないものでしたが、いくつかの偶然が重なってレースと切っても切れない縁で結ばれることとなりました。そこでレースに対する固定観念を捨てたことから、『故事島(Story Island)』の誕生につながったのです。 ▲『故事島(Story Island)』誕生の陰には、小さなエピソードが。 ▲誰もが心を打たれる蕭青陽氏の穏やかな語り口。 18の夢をあきらめることなく デザイナーは決して楽な道のりではありませんでした。一歩足を踏み入れれば後戻りはできません。蕭氏は自分の実体験をもとにガマニア人を激励しました。自分が18歳だったころのピュアでシンプルな夢を忘れずにいること。蕭氏自身もデザインを極めることを求め続けましたが、若いころの好きなことに感動する気持ちを忘れていました。そこで構図の鉄則を捨て、あらゆるデザインのルールを破り、本当の自分を探し始めたのです。全てのガマニア人に対し、最初の感動を忘れずにいることを教えてくれました! 蕭氏の英語の先生も会場に登場しました。ギターを抱えたイケメン教師はステキな曲をガマニア人に2曲聞かせてくれ、満場の拍手に包まれながら、和やかな雰囲気のうちに講演は終了しました。 蕭青陽氏のブログ:http://blog.yam.com/shoutstu ▲蕭青陽氏の英語教師がガマニアのために2曲を披露。 ▲英語教師の陶酔しきった歌声。 ガマニア全体Q&A ガマニア全体ミーティングの締めくくりは、いつもどおりAlbertが全ガマニア人の質問に答える大切な時間です。今回のQ&Aシートはいつにも増して特に多く寄せられました。『G!VOICE』ではその中から重要な質問をダイジェストで掲載します。 ▲ガマニア人の質問に真剣に答えるAlbert。 Q1:グループのジャケットの配布時期は? Albert:来月(7月)の予定です。衣類の製造業者ではないので、どのくらい時間が必要かについては、ブランドセンターでも知恵を絞りました。どうかもうしばらくの辛抱です。やると言ったことは必ずやり遂げます。今しばらく! Q2:Albertと中下級社員とのミーティングを開いて、社員の考えをわかってもらうことは可能でしょうか? Albert:HRに企画してもらいましょう。 Q3:会社の幼稚園の進捗状況は?退社したくても時短で退社はできないし、子供の迎えが不便です。