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台湾初のオリジナル3Dグラフィック長編アニメ メモリーロス

  クリエイティブセンター・ディレクター 郭巴: 「これは台湾史上初の台湾人自ら制作した3Dグラフィック長編アニメです。『幻想曲数位内容有限公司』が5年の時間を費やした血と汗と涙の作品です。このアニメはエンターテインメント性を持っているだけではなく、同時に教育的意味も持っています。支持、観賞する価値が十分あるアニメです!」     幻想曲オフィシャルサイト:http://www.fr3d.com.tw/ 映画ブログ:http://memoryloss.pixnet.net/blog 映画Facebookファンページ:http://www.facebook.com/FR.MemoryLoss 映画予告編:     ———-     映画紹介   しっかり者のアニタは父親が亡くなってから、悲しみに暮れる母親をなぐさめようとしましたが、誤って母の記憶を消してしまいました。母の記憶を取り戻すため、アニタは不思議な「メモリーワールド」に入り、仲良しの「イゴール」や「フェアリーQ」、たくさんの不思議な生き物たちと知り合います。また同時に記憶を食べる怪獣「シド」の攻撃に遭います。そしてそこから勇気と想い出に満ちたアニタの冒険の旅が始まります……。   —Yahoo!奇摩電影から抜粋  

Albertの新年の新しい願い: 限界を挑戦し続ける

爆竹と応援メガホンの音が一斉に鳴り、野球試合ではなく、媽祖祭りでもなく、ガマニアマンらが30日間の徒歩台湾一周の旅から帰ってきた支配者のAlbertを情熱的に迎える賑わいです。Albertが忙しい中に《G!VOICE》の独占インタビューを受け、旅と2012年の新年願いについて語ります。 「私は毎年、自分    も自信がなく、怯えることに挑戦する。」旅の苦しさと疲れは、Albertの爽やかな笑顔から想像がつきません。 会社の指導者として、Albertは自分が居心地のとても良い環境にいると、ある意味はやり放題になりがち、自由過ぎると言えます。Albertは、「こんな状態が続くと無感覚になり、自分の意思決定に制限をかける人がいないと、心が萎えなり、自分の世界で自己満足して腐っていく。」と述べました。 側面から見ると、Albertは会社目標を挑戦する極大なストレスを背負っているから非常に不自由です。とくにガマニアが2010年中旬にヨーロッパへ進出し始めた時、アジア市場まだ安定していなく、台湾市場もちょうどソフトワールドと激しい競争し、大変な挑戦を面していました。Albertの中にマイナスエネルギーが溜まり続け、爆発な解放に焦がれます。 自分をどうにもならない場所に置き去る   「私は自分をどうにもならない環境に置き去りにしたい。自分に精神的なストレスをかけ、自分の不足を自覚させること、過程の中で深みのある思索をし、現有のすべてを大切にするようになれます。」とAlbertはこのように述べました。そのために、考え続けてきた徒歩台湾一周計画のスケジュールを立ててから旅に出ま した。   ▲Photo by Albert   高峻な山の征服、数回の自転車日本一周、極地マラソンまで経験したAlbertは、徒歩というものはそんなに難しいものではないと思っていました。徒歩によるスポーツ傷害こそが恐ろしいものであると思いつきませんでした。全身の関節痛に加え、水ぶくれが足の裏に満遍なくできました。手当てして足をミイラのように巻き、翌日になっても根性で歩き続けます。 ▲Photo by Albert Albertは、「三日目となると、全身の痛みが酷く、もうこの以上歩けないと思うほど崩れそうだった。」と思い返しました。200メートルごとに足を止めて休むしかないぐらいの痛みが起こる場合、様々な極限スポーツに勝ちっぱなし、根性のあるAlbertまでも、諦めのストップロスポイントを考え始めました。     ▲Photo by Albert 自分のことで意固地になる勇気 そのため、Albertはフェイスブックに自分までも自分らしくないと思う発言をコメントしました。「諦めるかもしれない…。」一時間後、友達からの慰めコメントが山ほどに書き込まれ、負けず嫌いのAlbertが逆に不機嫌になり、「私には慰めが必要なのか?」だいぶ時が過ぎても思い返すと満面に不平をみなぎっています。

ユーザーと企業を結ぶ-UXデザイン

近年、ユーザーエクスペリエンスデザイン(User Experience design、略称UXデザイン)というキーワードが世界を席巻しています。それと同時に、私たちはユーザーの消費現象が次第に変化し、消費はすでに生理的な要求から心理的な満足に転換していることを発見しました。製品の開発とデザインはもう「機能と外観」を強調するのではなく、ユーザーの体験を強化し、そのうえ企業のDNAとユーザーを繋ぎ合わせなければなりません。     製品の開発とデザイン=企業ニーズ+ユーザーニーズ   1つの優れた製品は企業ニーズとユーザーニーズを結びつけなければなりません。脳科学の角度から見ると、ヒトの脳は2つに分けることができ、左脳(赤い部位)は論理力、右脳(青い部位)は直覚・感受力を代表しています。企業は非常に優れた左脳を持ち、思考・論理・判断力で以て様々なプロジェクトおよびミッションを処理して、企業の利益獲得をサポートします。そして、ユーザーは強烈な右脳を持っており、単純に使いやすく快適を感じることを求め、満足感を得ます。   どんな企業も製品を開発あるいはデザインするときに、よく企業目標とユーザーニーズの間に些細な衝突及びギャップが生じます。それはまさに左脳の理性と右脳の感性が衝突した結果です。如何にその間のギャップを減らし、最良のバランスを見つけるかは、すべての企業がぶつかる問題です。   UXデザインの過程から企業のニーズとユーザーのニーズを知る   IDEOがスペインのBBVA銀行のためにデザインしたATMのケースから、IDEOがどのように企業ニーズとユーザーニーズを結びつけたのかについて分析してみましょう。一味違ったATMのエクスペリエンスを示し、ユーザーがATMを使用するときの「プライバシー、シンプル、カスタマイズ、お金の取り出し、喜び」の全く新しい体験と気分を十分に満足させた上、BBVA銀行の企業経営理念も伝えました。   (1(1)企業の経営理念とサービスについて理解する 「理解」は製品を開発する前の課題です。プロジェクトチームはBusiness Requirementを理解しなければならず、技術・市場の区分・ターゲットの選定などを用いることができます。その後に構造の構築を行い、進捗を計る基準を定めます。 実際にBBVA銀行のもともとのATMデザインを観察し、ATMが提供する機能をまとめた。こんなにたくさんのボタンと注意メッセージを見ると、どう手をつければいいのか分からなくなる。   (2(2)実際にユーザーの使用習慣を観察する 1つの優れた製品はデスクの前に座っているだけで作り出せるものではありません。革新または製品を改善する過程において、エンドユーザーがだれであるかを考え、実際に彼らの使用目的・過程・表情それと気分を観察しなければなりません。私たちはだた「ユーザーの製品機能及び特色に対する満足度」を発掘するのではなく、さらに「ユーザーの製品を使用する本質とエクスペリエンス」をより深く発掘するのです。 デザインチームはスペイン・メキシコ・アメリカのBBVAユーザーがATMを使用する過程を取材した。同時にガソリンスタンドの自動支払装置、スーパーの自動レジ、電車の自動券売システムなどの類似設備を観察した。それは、ユーザーに最も便利で日常経験に適した操作方法を探り出すためだった。   (3(3)デザインのアイデアを出し、絶えず問題を収集・整合する

Facebookの力で小さな町が光り輝く!

海抜1,000メートル以上、住民たった78人のとっても小さな村は、どうやって多くの人から注目されるようになったのでしょうか? ちょっと考えても分かりますが、数頭の牛と1軒の教会、そして1軒の旅館しかない、ほとんど誰も知らない所で住んでいる人と言えば、だいたい老人や子どもくらいのもので、注意をひく題材となるようなものはありません。しかし、彼らは全世界と繋がるために最も便利で最も安価な方法について賢い選択をしたのです。それは「インターネットとコミュニティメディア-Facebook」です。短い1か月の時間に村から遠く数千キロも離れた32の国々で大々的に報道され、その国で最も活躍しているファンページとなり、その注目度はレディ・ガガやジャスティン・ビーバーをも超えました。そして最近、第79人目の住人も誕生しています。 このスイスの山の上にある小さな村Obermuttenのリーダーはこう言います。「誰でもこの村のFacebookファンページのファンになってくれた友だちは、その人の人物写真をプリントして、村の掲示版に貼り付けます。」肌の色や人種に関わらず、皆平等です。唯一の条件は「『いいね!』をクリックしてくれるだけ!」です。 ビデオへのリンク: このキャンペーンが始まると、この村のファン数は急速に増加し始めました。1万人近くいる世界各国のファンたちが、Obermuttenとはどんな所なのか、どこにあるのか、と興味を持ち始めました。数千人の人がこの可愛らしい村を次の旅行地に選ぶことを宣言し、すでに数百人がそれを実現させています。ちょっと見ると、これらの数字は大したことがないようにも見えますが、村の寂しい住民数に比べたら、このキャンペーンの威力のほどが感じられると思います。 この賞品も無く、抽選も無いファン募集キャンペーンは、私が以前ブログで紹介したことのある「Facebookでファンを集める新しい方法は有名にさせてあげること」にたいへん似ています。ただ違いは、「Corona Lightは最もファッショナブルなニューヨークのタイムズ・スクエアで行われ、このキャンペーンは誰も知らないスイスの山あいの小さな村で行われた」という点だけです。 「Coronaはニューヨークのタイムズ・スクエアにビルの数階分にもなる高さの巨大な電子看板を設置して、Coronaを買わなくてもビンの蓋を集めればキャンペーンに参加できます。VIPである必要はなく、ファンになって自分の写真をCoronaファンページにアップロードすれば、その写真が広告看板に映し出され、広告の主人公になってニューヨークの街角で光を放つチャンスがあるのです。」 ObermuttenとCoronaは「多くの場合、尊重されたり特別の待遇を受けたりすることは、安価ながら人の心を買収するのに非常に効果的な方法である」ことを実行したのです。 「こんなキャンペーンは本当に現地の観光を盛り上げることができるのだろうか、それともやはり一時のにぎやかさだけなのだろうか?」これは特にキャンペーンやイベントを企画するブランドオーナーか、あるいは代理店を始めとする多くの人の心の中にある疑問だと思います。あるいは角度を変えて消費者の気持ちから見たら理解できるかもしれません。 ブランドオーナーや代理店が考えるのは「どうやって人々を動かして観光に来てもらうか」です。始めにこのような角度から入ると「如何に人々を引付ける観光地や特色ある『美味しいところ』を取り出すか」という一点に全ての焦点を当てて力を入れ過ぎてしまいます。しかし残念なことに通常この種の自分で安心だと思い、美味しいところを持ちだしてくるやり方は、消費者にとって実際のところ、何の楽しみも無いのです。なぜなら、世界にはとても多くの美しい風景があるのに、消費者が注意をするに値することとは何なのでしょうか。消費者と何の関係があるというのでしょうか? このケースにおけるブランドオーナーと消費者の意志疎通の道筋は次のようなものです。まず興味深く、消費者自身に関係することで消費者を引付けます。「あなたの顔写真が、あなたが一生現れないであろう山の小さな村に出現する」という美しいイマジネーションを消費者に与えます。そして消費者がマウスを移動して「いいね!」をクリックすると同時に、消費者はすでにObermuttenのファンページに進んでいるのです。この時、消費者は少し時間をかけてウェブページのコンテンツに目を通し、他のファンたちが何を書いているのかを見たり、掲示板に貼られている写真の画面を見たりするのです。もしこれでまだ満足しなかったら、Obermuttenのオフィシャルサイトへ進み、この小さな村の風景やどんな観光地があるかなどについて見てみるのです。消費者は興味を持って、少しずつこの小さな村のことをもっと知りたいと思うのです。こうして知らず知らずのうちに「どうやって人々を動かして観光に来てもらうか」という意思疎通の目的が完了します。 あるいはいつの日か、スイスを旅行しようと思った時、顔写真があるこの小さな村のことを思いだすかもしれません。この事は単純な観光地の紹介ではなく、消費者に行ってみようと思わせることにもなるのです!         ——– 作者紹介 インターネットマーケティングウォッチャー Mika 1960年代生まれ。消費者志向産業のマーケティング分野に数十年間従事する。ブランド戦略、製品コンセプトから販売、立ち上げまで手掛ける。伝統的なマーケティングモデルに関心を持ち、またWeb2.0、Social Mediaの変化にも注意を払っている。ブログ:jabamay.blogspot.com ———  

ブランドコスメが始めるPLAY GAMES

女性には自分を好きな人/自分が好きな人のために化粧をするという基本的なニーズがあります。このため、セクシーで美しいイマジネーションを提供することは、コスメティック商品の広告でしばしばつかわれる方法です。しかし、今年の冬、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)は最近流行している豪華キャストによるミニムービーという方法を止めて、セクシーな有名スターによる宣伝を捨て、ゲームという方法のみで「メイクを楽しむ」という単純な欲求を表現しています。新しい広告Dior Gamesは、それぞれの女性の心の奥にある少女、つまりお兄ちゃんと一緒にゲームをしては飛び跳ねたり叫んだり、思い切り騒ぐ少女を呼び覚ますのです。   そこでHave fun!の精神が再び呼び起こされ、Diorはその製品を多くのゲームと上手に結びつけました。アイシャドウボックス、口紅がテトリスのブロックの一部になったり、ネイルエナメルもスーパーマリオのゲームシーンになっています。エンディングでハイスコアを記録した時は思わずリプレイして商品の詳細をもう一度見つめてしまいます。ブランドにはフレッシュな楽しさが加わり、好感度も自然にアップします!   Dior GAMES     似たようなものとして、シャネルもゲームの流行に乗り、ネイルエナメルがフレンチカンカンを踊り飛び跳ねます。ムーラン・ルージュのような華やかなステージの上で指がオペラを上演し、ランウェイを歩きます。指自身が様々な姿を見せるセクシーさの焦点となっています。エンディングはいたずらっぽく、各商品のニューカラーがクレジットタイトルの方式で出現します。製品情報の部分は自然かつ明確に挿入されますが、無理矢理押し売りするという感じは与えません。画面を一時停止させて、自分の指がどの役を演じたらピッタリかをじっくり考えさせるという、実に可愛くて賢い物語の使い方です。   « Shade Parade », une comédie musicale signée Chanel      

メッセージが出現したその時、 消費者の頭の中に勢いよく潜り込む

(イメージソース:http://www.dotcomsecrets.com/customermindset)   Messages and Customerに関する文章を紹介します。その内容はとてもシンプルで、とても素晴らしい記述です。一つの製品におけるメッセージはどのように消費者に接触するのでしょうか?どんな場所が良い場所なのでしょうか?どんなメッセージが良い情報なのでしょうか?消費者に良いブランド体験をしてもらうにはどうすれば良いのでしょうか?   簡単に翻訳してみました。原文も読んでみてください。       メッセージが出現したその時、消費者の頭の中に潜り込む   一つの標語は適切な地点、時間に出現してこそ、美しい感覚を残す   マーケティングスタッフは彼らの消費者を熟知しており、消費者の注意力を捕えることができます。しかし、消費者たちを夢中にさせることは一つのチャレンジです!例えば、27歳の赤ワインが好きで、読書クラブのメンバーであるヴァネッサが私たちのターゲットカスタマーだとします。しかし、どうやって彼女に影響を与えればよいでしょうか?これは私たちにより多くの問題を提出させることになります。私たちが知る必要があることは、彼女(ヴァネッサ)がどこへ行くかということだけではなく、「彼女は嬉しい時にどこへ行くのか?」ということなのです。ヴァネッサに影響を与えるためには、彼女が何をしているかを知るだけではなく、彼女が私のブランドメッセージを受取った時に彼女が何を考えるか、ということも知らなくてはならないのです。彼女が受ける感覚とは何でしょうか?彼女はどれくらいの時間そこにいるのでしょうか?これは私が彼女に感じてもらいたいブランドメッセージなのでしょうか?   正しい場所で、消費者に正確な体験を伝えるという両面作戦は非常に効果的です。まず、正確な目標を消費者に見せる環境がどこであるかを確認します。同時に消費者があなたのメッセージに引き付けられた時、またはあなたのメッセージに接触した時の習慣を予測します。第二に、鍵となる接触ポイント、つまり消費者が比較的長い時間を費やす場所で、消費者が高い関心を示す情報を提供します。   媒介情報が静かな環境の中にあると、消費者の共感を引き起こします。消費者に情報を吸収する十分な時間があると、共感の効果はより良いものになります。 この理屈は簡単に見えますが、「カスタマイズ化された情報」が消費者の習慣に合っていないという状況の下、あるいは誤った場所で正確なメッセージを伝えてしまうと、それはマーケティングスタッフがチャンスを逃してしまうことになります。   セールス地点で提供するメッセージは消費者にとって大きな力を持っています。なぜなら、私たちは消費者がこれらのメッセージを見た時、その人が何をしようとしているかがはっきり分かっているからです。例を挙げると、消費者がスーパーマーケットのクローガーで、調味料コーナーに立って整列されたマスタード商品を見つめていたとします。この時、「新しい味を試してみてください!」という標語が出現したら消費者が購買行動を起こすことを促進することができます。そして、同様の標語が高速道路の「スーパーマーケット・クローガーまであと2キロ」という標示板の上に出現しても、ちょうどフットボールの練習場に向かっていたり、葬式に向かっている途中の消費者の頭の中には、マスタードの事など全く思い浮かばないのです。   消費者の心を動かす鍵は、オーダーメードのメッセージと、消費者の自然な考え方と感じ方で共感を生むことです。しかし、更に踏み込んで、このメッセージが消費者とリンクする「プラスの経験」であるかどうかということを確保する必要があります。例えば、「母親になる人々」というグループはどうでしょうか。それならば産婦人科で広告を打てばいいでしょう?しかし、産婦人科を訪れる全ての人が「良いニュース」という気持ちを持っているわけではありません。同様に、空港の税関検査のゲート入口に広告を置いて、よく旅行する消費グループに接触することも方法の一つですが、税関のセキュリティチェックは旅行客にとってストレスとなるものです。また同時に旅において最も不愉快な経験の一つでもあります。   一般的に人々は、ある食べ物や飲み物を買った後すぐに体の調子がおかしくなったりすれば、その食べ物に罪が無くとも一生そのような食べ物に接触することを避けるでしょう。私たちは皆がコールスローに対してよくない経験をもっており、また「もう二度と触らない」ということを知っています。もし大脳がリンクしているのが「マイナスの経験」であれば、同様に消せない効果をもたらします。

《Web パワードール》日本でのOBが正式スタート

ガマニア日本と工画堂スタジオが共同開発制作したwebゲーム《Webパワードール(Web POWER DoLLS)》は、2011年12月に日本で正式にOBがスタートしました。これは有名なスタンドアローンゲーム《パワードール(POWER DoLLS)》を改編して制作したものです。 《Webパワードール(Web POWER DoLLS)》はスタンドアローン機の内容である女性キャラクターとロボットの戦術シミュレーションゲームを延長させたものです。プレイヤーは個人の好みで好きな女性キャラクターを選んで育成し、プレイヤーの作戦仲間とします。それぞれの女性隊員は1人乗りのカスタマイズ可能なパワーローダーに搭乗して任務を遂行します。プレイヤーは適切な戦略によって軍隊を率い、戦争に参加します。  《Web パワードール》日本オフィシャルサイト:http://pd.gamania.co.jp/ 素晴らしいゲーム画面を見てみましょう!

SPACE 17 特集 おいしい先生と一緒に、にっこりトラベルマップを愉しむ!

休暇が待ち遠しい年末、SPACE 17は特別に日本の著名なイラストレーター大石暁規(Akinori Oishi)氏を招き、旅行をテーマにして、ガマニアのために創作していただきました。日本語のOishiはちょうど「おいしい」という意味であるため、タイトルを「おいしい先生のトラベルマップ展」としました。ガマニア人にAkinoriの創作したスマイルドワーフと共に世界を巡ってもらいます。     ガマニア限定版–スマイルドワーフ   シンプルなラインで魅力的なキャラクターを描き出すことが得意なAkinoriは今回、特別に彼のシンボルマークであるスマイルドワーフにガマニアの要素を加えました。また、たくさんの子供心に満ちた世界各国のイラストを描いてくれました。スコットランドのお城・台北の101・日本の富士山・ドイツのトラック…など、SPACE 17を瞬時にニコニコワールドに変えました。誰もが思わずつられて笑ってしまうような、生活の中にあるそれぞれの愉しみをじっくり味わい始めることでしょう。     キュートな力が威力を示し、ガマアイランドは満員御礼   Akinori Oishiは特別ゲストとしてSPACE 17で講演も行い、世界各国を旅した創作経験をシェアしました。情熱溢れるAkinoriが発する言葉には情熱が満ちていました。彼はイラスト・アニメーション・ゲーム・関連グッズ・インタラクティブ装置などいろいろな形態の創作過程と、世界各地を旅してもたらされた途切れることのないインスピレーションをシェアしました。彼のスマイルドワーフとともに世界を見て、Akinoriの世界を観察する独特な視点を眺め、歓喜に満ちた笑顔の王国から人を暖め続ける力を見つけることができます。ガマアイランドは空前の盛況となって、スマイルドワーフの物語を聞こうと大勢のファンで埋め尽くされました。やはりキュートな力は強し! ステキな笑顔を持つAkinoriは、彼の作り出したスマイルドワーフのようにプラスのエネルギーに満ちている。講演で彼の持つ台北の印象と、台北のために創作した画像と思いをシェアした。   おいしい先生の魅力は無敵!ガマアイランドは旅の物語を聞こうとガマニア人でいっぱい。   会場に置かれたAkinoriのインタラクティブミニゲーム。ガマニア人に手を動かして、微笑みの王国のニコニコワールドへ案内する。 インタラクティブゲームURL:http://www.palaisdetokyo.com/fr/tokyogames/game1/opniyama.html     Gamania

ガマニア全体ミーティング カリスマオタクのゲーム冒険記:バハムート創設者陳建弘氏

2011年最後のガマニア全体ミーティングが、12月19日に開かれました。大トリを飾るゲストは大御所であるだけでなく、ゲーム業界との関係はさらに深いものがあります。バハムートゲーム情報サイト創設者陳建弘氏(人呼んでSega)を招いて、ゲームへの情熱から、ゲームサイト創業までの熱き道のりを惜しみなく語ってもらいました。   15歳の誕生日を迎えたばかりのバハムートは、現在250万を超える会員を抱え、毎日2,000万近くのページビューがあり、台湾でランキング6位のサイトです。そして、最初のバハムートは、実はSegaが中央大学大学院に在籍していた時に、ふと思いついて作った、ゲームについて話し合うただのBBSでした。   その後は縁あって、スポンサーの資金援助の下、バハムートは正式に創業しました。Segaは社長業をスタートさせ、仲間たちとともに昼間はプログラムを書くことに集中し、仕事が終わればオフィスに残って《ディアブロ》をプレイして、お腹が減ればセブンイレブンで済ますという「オタク生活」を始めました。オタクはオタクでも、夢を事業にできて、Segaは創業して以来最も楽しい時だったと振り返っています。 最初のバハムートはこのPentium100のPCで生まれた     創業チャレンジ1:明確な分担 ネット広告収益を開拓   しかし、楽しい一年が過ぎ、Segaは資金がもうすぐ底をつくことに気がつきました。毎月決まって消えていくものは設備・人件・家賃・通信などを含む費用で、会社を倒産させないためには、頑張って損益のバランスを良くしなければなりません。もともと権限と責任の区分が曖昧だった会社も、仕事の分担をはじめ、社員に始めたばかりのネット広告業務を任せました。けれども、芽生えたばかりのネット広告は業者に「虚構」であると見られていました。その後、ゲームメーカーに虚構と現実を統合した「ネット初売り」を実現させてはじめて、徐々にネット広告に実際のイベントを組み合わせた収益モデルを探り当てました。   創業の道のりはもちろん全てが順調に行くものではありません。収益の問題を解決した後、Segaはまた強敵が迫っていることに気がつきました。バハムートのアクセス数はもうトップではなく、新興のサイト-ゲームベースに一挙に抜かれてしまいました。さらにゲームベースは広告のクライアントに「バハムートはただのゲーム機のコミュニティにすぎない。オンラインゲームのプレイヤーはみなゲームベースにいる。」と言いふらして、バハムートのクライアントに対するトップイメージを失わせました。     創業チャレンジ2:競争相手の強襲 足並みそろえて 試練が進歩をもたらすように、Segaはバハムートに足りない部分を検討し始めました。まず、新しく加入したユーザーにとってハードルが高く、ベテランも親切ではありません。しかし、Segaは苦労して培った話し合いの雰囲気に妥協をしたくありませんでした。それで、より簡素化したフレンドリーな「しゃべり場」を開設しました。   さらにユーザーのカスタマイズ化した分身である「アバター」サービスを導入して、プレイヤーたちに自らアバターの服装パーツを作らせました。また、バーチャルマネーシステム「バ幣」とインタラクティブボーナスシステム「経験値」を組み合わせて、コミュニティにプラスの循環をもたらしました。プレイヤーは描くことが好きで、作品がより多くの人にシェアされるのも好きです。勇者のスタイル、バ幣と経験値はしゃべり場の人気をさらに高めました。そのため、進化したバハムートは勢いに乗り、再度ゲームコミュニティの王座を奪い返し、現在に至っても不動だにしません。 ゲームを愛するガマニア人の多くはみなバハムートのベテランで、質問の際にも非常に盛り上がった。   Sega自身の評価として、その他のコミュニティに勝てた原因は、比較的細かいところに気をつけていることにあると見ています。そのうえ、ビジネス行為に対し厳格にチェックを行って、信用力を確立し、業者の人にゲームランキングの水増し行為もさせていません。しかし、それらはみな、Sega自身が1人のゲーマーであるために見せるこだわりでもあります。そのため、ゲームの世界がブラウザゲームやスマートフォンの流行と共に日進月歩しても、ユーザーの行為とともに進化するバハムートは、サイト名がSegaの最も愛するゲーム《ファイナルファンタジー》に出てくる最強の召喚モンスターから来ているように、サイトをプレイヤーにとって最強の召喚モンスターになるよう力を尽くし続け、すべてのプレイヤーもその他のプレイヤーにとって最強の召喚モンスターになるようにします。 バハムートの名前の由来はこの召喚モンスターから来ている。