ファイブ・ハット・ラック Five Hat Racks
ファイブ・ハット・ラックという言葉はTED主席/執行ディレクターWurmanが1989年に提案したものです。「帽子」は情報を表し、「ラック」は組織方法を示します。これは情報の対象が何であるかを問わず、地点、アルファベット、時間、種類、または階層という5種類の方法で全て情報の組織化ができるというものです。
ファイブ・ハット・ラックの応用
ここでファイブ・ハット・ラックの法則をbeanfun!オフィシャルサイトに応用します。
終わりに
ウェブサイト、ガイドマニュアル、もしくは売場の整備のいずれにしても、ほとんどがファイブ・ハット・ラックの法則を使って組織されています。ユーザーの情報に対する見方は組織方法によって影響されます。
ファイブ・ハット・ラックは多くある組織化方法の理論の一つにすぎません。最も重要なことは情報に対する設計者の分析能力です。情報を得た時、その情報が強調したいポイントは何かをまず思考しなければコンテンツとユーザーの最も効果的なコミュニケーションと交流はできません。
参考資料
1. 認知度に影響し、美感を高め、より良いデザインにするための125の法則(Universal Principles of Design: 125 Ways to Enhance Usability, Influence Perception, Increase Appeal, Make Better Design Decisions, and Teach Through Design)
2. 「人」を知ればデザインが分かる!デザイン力が上がる秘密のセンサー100(100 Things Every Designer Needs to Know About People (Voices That Matter)
3. http://www.infovis-wiki.net/index.php?title=Five_Hat_Racks
4. http://usabilityfriction.com/2009/09/29/five-hat-racks/#comments
作者紹介
ガマニアエルゴノミクスデザインセンター / Wendy Shih
ユーザーを中心とするUCD(User- Centered Design)デザイン手法をグループの各プロジェクトの執行と改良に応用し、ガマニア自社製品の最良のユーザーエクスペリエンスの推進と提供に力を注いでいる。