イタリア国宝級の巨匠-ロベルト・ベニーニ脚本・監督・主演
G!VOICEのおすすめ:
「人生においてどんな逆境にあっても、それをゲームだと楽観的にとらえるんだ!人生は美しいという信念を持ち続けた人間が最後に勝つのだ!
もし空虚なハリウッド映画に飽きたという方には、ぜひ一晩時間を作ってこの映画を鑑賞していただきたいです。観終わった後、様々な思いや感情が巡り、毎回見る度に違った感覚を覚えるという不思議な魅力……
映画全体を通して、ロベルト・ベニーニはブラックユーモアを織り交ぜながら民族差別の歴史背景を描き出しています。さらに愛、親子の情に対する阻害、血みどろで絶望的な強制収容所にあっても、その情況をご褒美を与える形のゲームに置き換えてしまいます。戦車と引き換えに凄惨な代価を払う。私達それぞれが異なる観点から考え方を見出すことができる。それがこの映画を何度見ても飽きない理由の一つなのです!」
映画紹介:
監督:ロベルト・ベニーニ(脚本・監督・主演)
物語は第二次世界大戦期のイタリアに始まり、ベニーニ演ずる平凡な男、グイドは理想と愛を求めてトスカーナの小さな町にやって来ます。ここで小学校教師のドーラと恋に落ちて結婚し、一人の男の子をもうけ、夢にまで見た本屋を開きます。
幸せな風景はそう長くは続かず、ファシズム政府の統治下で、ユダヤ人であるグイド一家はナチスの強制収容所に送られてしまいます。残酷極まりない収容所の集中管理の中、父親であるグイドはゲーム形式をもって息子の幼少期の楽しさ、純粋さを守ろうとしたのです……。
——博客来オンライン書店より抜粋