誰の心にも必ずソクラテスが存在する。自分自身を模索し、理解する過程で心が満たされ、さらに「この瞬間」、そして「今」と「ここ」を大切にするという概念を知る。主人公はソクラテスとの対話を通じて、いかにして自分を分析するかを学び、過去と未来は重要ではなく、また、失敗と成功にとらわれることの無意味さを理解します。そして、自分の人生をつむぎ出し、好きな物事に全力を注ぐことで、人生の中で喜びを得られると知るのです。これは、心の旅路にまつわる本で、人生に迷ってしまった時に、喜びと平和の道へと導いてくれます。
ストーリー:
20世紀の80年代から、21世紀の心身の時代を通して、『癒しの旅―ピースフル・ウォリアー』は、素晴らしい半自伝的小説として常に、全世界の多くの若者の心をつかんできました。その使命とは、異なる世代の青春の魂に寄り添い、自分の中の英雄の成長の旅路を勇敢に突き進むことです!
1966年以前、私は幸運なことに、神様に守られ、平穏な環境の中で育ち、体操の世界大会において優勝を手にし、ヨーロッパの各国を周遊しました。しかし、この人生の過程で称賛を受けてきたものの、心に永遠のやすらぎが訪れることはありませんでした。 そしてある日の深夜3時20分、深夜営業のガソリンスタンドで初めてソクラテスに出会いました。
この出会いと、その後の過程で、私の人生は変わりました。
ソクラテスは、私の生活スタイルと彼の生活スタイルを徹底的に比較しました。彼は私が重々しく、不安で問題だらけの生活を送っていることをからかい続けました。「君は今の生活に責任を持たなければならないが、君の苦境を誰かのせい、環境のせいにすべきではない。君が本当に目を開いた時、そこに見える健康、幸福、生活の様々な苦境の大部分は君自身によって生まれたものだ──意識の有無に関わらずね。」
やっと最後に彼の知恵、慈しみ、ユーモアが込められた導きを理解することができました。「自分が持つあらゆる知識をできる限り駆使する。しかし、その限界を知らなくてはならない。知識だけでは足りない。知識には心が無い。どれだけ知識があっても心を潤し、支えることはできない。知識は永遠に究極の幸福ややすらぎを与えてはくれない。人生には知識だけではなく、情熱と絶えず湧き上るエネルギーも必要だ。正しい行動によってはじめて知識を生かすことができる。」
ソクラテスは私に生き方を教えてくれた──あるルールを守り、世界の見方を把握し、意識的に単純で楽しく、シンプルに過ごすこと--「幸せの秘訣は、自分が欲するものをより多く求めることではなく、欲を減らす能力を養うことにある。」
私は理解しました。あの数年、私はずっと深い眠りにつき、夢の中で自分は目覚めているのだと思っていただけだった──私の師であり友であるソクラテスに出会うまで。この時から、私の世界は180度変わりました。
——博客来ネット書店より内容の一部を抜粋
作者について:
ダン・ミルマン(Dan Millman)。前体操世界大会選手、スタンフォード大学の体操コーチ、オーバリン大学(Oberlin College)教授、武道インストラクター。彼の講演、セミナーは異なる社会階級の各年齢層の読者に深い影響を与え、その内容は、心身の健康、心理学、教育、政治、スポーツ、エンターテインメント、芸術等の分野に及ぶ。彼の著書『癒しの旅―ピースフル・ウォリアー』(Way of the peaceful warrior)、《The Journeys of Socrates》、《The Life You Were Born to Live》等の発行部数は百万冊を越え、29種もの言語に翻訳されています。ダンは現在妻とカリフォルニア北部に在住。3人の娘と2人の孫がいます。
——博客来ネット書店より内容の一部を抜粋
写真元:http://www.psygarden.com.tw/images/activities/MjAwODA3MzExMjM2MjY=/MjAwODA3MzExMjM2MjY=_1.jpg
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