ロールプレイングによる巡礼
ガマニアのマーケティング部門は、往々にして2つの役割を瞬時に担います。営業部門に対する時、マーケティング部員はプロフェッショナルなPRとして、各ゲームの特色やプレイヤーの特性について専門的なマーケティング戦略を提示し、また各マーケティングプランの効果と利益を検討します。しかし、マーケティング担当として対外的に広告会社や製作会社に接する時、マーケティング部員は、同時にゲーム会社の顧客であり、広告会社や製作会社の提案を詳細に検討して会社の目標を達成しなければなりません。この両者の役割を切替える上で、マーケティング部員は気持ちの切替えに加えて、異なるハードルに立ち向かうための専門的なスキルが必要です。こうして、マーケティングの専門的な実地演習が誕生し、各実地演習においてマーケティング部員は、広告会社のビジネス統括、クリエイティブ、プロデューサー、メディア、そしてガマニアの営業処長、マーケティング処長、ゲームPL、マーケティングマネジャーに扮して、それぞれを担います。
タスクの関門、プレイヤーのインサイトとプレゼンスキル
実地演習において、各部員は短時間内に経歴資料を消化、吸収し、改めてゲームプレイヤーのインサイト、市場競合ライバル、マーケティング主軸、クリエイティブなスクリプト、予算配分、進捗報告を検討します。この過程において、グループ討論、経歴資料の検討、提案プロセスの練習は不可欠です。この他、ガマニアの代表として、部員は広告会社の提案内容が自社の目標やゲーム内容に合致しているか、独創性や広がりのある創意工夫がなされているか、理解する必要があります。双方(広告会社vs顧客)の討論を通して、有益なマーケティング活動を絞り出します。
スキルアップ、経験値倍増
この実地演習は2ヶ月に渡り、現在すでに第3ステージに入っています。忙しい仕事の合間に経歴事例を消化、吸収するのはチャレンジであり、大勢の前でプレゼンをしたり、質問を受けるのはさらに難しいタスクです。マーケティング部員のMさんは、広告会社の役割もガマニアマーケティング部の役割も、または傍観して聞く役割も、すべて非常に有益であり、演習過程において自身の不足部分を把握し、また他人の優れた点を学ぶことができるので、実地演習は自身をすばやく成長させ、新たな仕事に対して大変役に立つだろう、と述べています。