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チベット・トレッキング: 未知の領域へ! -GCN Sida Yuan(苑斯達) Ngari(ンガリ)山の儀式 – 雲の中の散策

 
 
1. 約束
 
「チベットへ行こう!」それは、同じクラスで席を並べた3人の高校生が結んだ約束でした。
私達は教科書に載っていたチベットの地図に夢中になり、定規でYarlung Tsangpo River(ヤルンツァンポ川)の長さを測ったものです。10年が経ち、私は「移動型」バックパッカーの仲間入りをしました。
そして今、私はチョモランマ山(エベレスト)のこの場所に一人で立っています。
約束を果たすのが10年遅れましたが。2010年に、Qamdo(チャムド)、Nyingchi(ニンティ)、Lhokha(ロカ)からLhasa(ラサ)、Shigatse(シガツェ)へと一ヶ月以上の間、チベットを放浪しました。
チベットを離れる前に、私はNgari(ンガリ)の聖なるKailash(カイラス)山の絵はがきを眺め、「いつか、あそこに行って山の儀式をしてみたい」と独り言をつぶやいていました。そこは、伝説の王国Shambala(シャンバラ)の子孫が住む、天に一番近い場所と言われています。
 
2012年8月、私は再びチベットに足を踏み入れました。目的地は、ご推察のとおり、2年前に約束したあの聖山カイラス山でした。Gangdisê(ガンディゼ)山脈の聖山カイラスは、ンガリ地区内で標高が最も高い場所にあります。仏教、ヒンドゥー教、ボン教といった宗教の聖地であり、シヴァ神の住む場所とされ、徒歩で巡行すれば来世に幸運をもたらすと考えられています。
 
また、チベットは平均標高が4000mもある地球上で最も高い地域であり、第三の極地と見なされています。高原の酸素量は、チベットの渓谷の半分にすぎません。平均的な人のデスゾーンは6500m、つまり酸素ボンベなしでこのような地域にいると大抵の人は死に到るということです。しかし、ンガリ地域のほとんどが5000m以上にあり、 カイラス山への巡礼ルートは5650mから始まります。このような巡礼に出る覚悟は、同時に大量の手荷物を持ち運ぶ覚悟をすることであり、実際、平野で育った人にとっては臨死体験となり得るのです。エベレスト山の麓にあるロンボク寺から ベースキャンプまで初めて旅した時のことを思い出します。ほんの9kmのハイキングでしたがとても印象深く残っています。今回、私達は標高5650mでカイラス山を巡る56kmのルートにチャレンジしようと 考えています。 
 
▲ルート: Lhasa(ラサ)から出発し、Yamdork(ヤムドク)湖、Gyangze(ギャンツェ)、Shigatse(シガツェ)、Saga(サガ)、Paryang(パルヤン)経由で最終的にNgari(ンガリ)に到着。その後、Burang(ブラン)県へ赴き、聖なるManasarovar(マナサロワール)湖と悪魔の湖Rakshastal(ラクシャスタル)湖を見物。
 
 
2. 旅の途中で
 
上海から列車に乗って江蘇、安徽、河南、陝西、甘粛、青海を横断し、ガタガタと休みなく揺られること49時間。8月6日にラサに到着しました。ラサのホステルに着くとすぐに、ンガリまで同行してくれる他のバックパッカーを募り始めました。旅行中に仲間を募る方法は沢山あります。最も一般的な方法は到る所にビラを貼ることで、他の人を「ヒッチハイクしたり」、「ヒッチハイクされたり」できます。
 

バックパッカー達の間には、国籍、民族性、宗教、性別、階級、政治的立場の違いはありません。
誰もが互いの出会いに喜びや敬意を示し、個人的体験や旅行計画にかかわらず、手元の情報を伝えようとしてくれます。カイラス山へのトレッキングに進んで同行してくれる仲間を9人見つけ出すのに、さほど時間はかかりませんでした。こうして、私達はライトバンを借りて、最終的に4000kmにも及ぶ遠征に乗り出しました。

 

▲聖なるヤムドク湖沿いを歩く
 
ンガリの南線は、ラサ、シガツェ、サガ、パルヤン、Champlain(シャンプレーン)、Shiquanhe(獅泉河、シーチュエンホー)を貫いて走る公道で、文字通りチベット高原のほぼ半分を突き抜けています。
これらの地域はほとんど無人地帯で、とてつもなく広く、ヨーロッパ大陸全体にぴったり収まるほどの大きさです。ドライブインで気分転換や食事をし、湿っぽくぐらつく山小屋で睡眠を取り、
また風雪の中を、年月を経て損傷した道を歩いて、ようやく聖なるマナサロワール湖に到着します。
この湖はチベット仏教徒やヒンドゥー教徒に「湖の中の湖」として認められた、チベット三大聖湖の一つです。シャンプレーンでは雨が降っていましたが、ここでも雨が降っており、有名なJiwu(ジウ)寺を訪問する際は、足を滑らせ谷底に落ちたりしないよう気をつけなければなりませんでした。
絶えず風邪と下痢につきまとわれ、雨季に入ってからも、ンガリで寒気や湿気を感じないようにするのが大変でした。道によっては状態が非常に悪く車が通れないこともあり、そんな時は歩いて進むほかありませんでした。こんな状況にかかわらず、天然温泉に浸かった後は、痛みや疲れが消えました。これが、旅に出てから初めて入った温かい風呂で、またシャワーや風呂を浴びる唯一の機会でした。
 
▲聖なるマナサロワール湖沿いを歩く
 
長い、長い1日を終え、私達のジープは住宅密集地へとやって来ました。そこはカイラスからさほど離れていない村で、いいホステルときれいな水があり、 私達はここで病気や怪我をした仲間の世話をしました。そして、足をひきずる者も、AMS(山酔い)の症状が深刻な者もここで神の祝福を受け、滞在の必要なく、私達と旅を続行することができるようになったのです。
 
3. 世界の中心で! 
 
▲2011年ガマニア旅行特集のG-Voice(6月号)でオンラインに掲載された写真を見つけ、あの場所に行きたいという願いを掲示しました。そして… 私はそこにいました! 
    
世界の中心、カイラスにいたんです。巡行の初日には大勢の巡礼者がいました。
水を必要なだけ持ち運ぶというわけにはいかなかったので、川の水で喉の渇きを癒すことがしばしばありました。また差路も多く、その内の1本は大抵奔流につながっており、その度に引き返さなければなりませんでした。水は深いわけではないのですが、氷河の水は氷のように冷たく、手足はあっという間に感覚を失います。
他にも巨礫の落下など潜在的な危険があるほか、チベットは地割れでも広く知られています。
標高は4500mから5200mへと徐々に上がっていきます。ハイカーの数が増えてくることは、すなわちAMS(山酔い)の不快症状が増えていることを示し、先へ行くほど、旅は静かになっていきました。

 
▲巡行中、多くの小道が行き止まりになっている
 
私達がキャンプ(複数の頑丈な山小屋が集まっている)に到着した時はほぼ日没にさしかかっていました。私と2人の友人は、聖山に少しでも近づきたいという思いから、カイラス山の麓にある氷河に向かって直ぐに出発しました。  そこには舗装された道など全くなく、岩から岩へ自由に跳び移り、いくつもの細流を跳び超えました。もちろん、地上5300kmの高さにいたのですから、何と言っても坂が大変で、 ほぼ20分ごとに休憩する必要がありました。飲料水がなくなるとさらに大変でした。私の喉は締め付けられ、山腹に流れ落ちる雨水で水筒を満たすのが精一杯でした。
 
そんな時、伝説の巡礼犬に出会ったのです。差路にさしかかる度に正しい道へと導いてくれるのですが、私達に近づこうとはしません。曲がる場所を間違えると、後戻りするよう吠え声で私達に教えてくれました。最後に、私達が聖山を出発しようとした時、その犬は立ち止まり、私達が戻っていく様をタルチョー(祈願旗)台からじっと見ていました。
 

▲山の麓で魂を持つ犬と出会う
 
日没後5時間が経ち、辺りは真っ暗でした。体を引きずりながらキャンプに戻り、簡単な食事を取ってから這うようにしてカバーの下にもぐりましたが、その夜はジメジメとして肌寒く、私は眠れませんでした。それでも翌日は、Zhuoma(卓瑪)峡谷に向けて山道を進み始めました。ここに来て、今回のハイキングで肉体的に最もハードな場所にぶつかりました。高さ5650mの所には割れた岩石がゴロゴロした急斜面以外何もありません。友人・家族の幸運を願い、一握りの祈願旗を空中に放り投げました。
 

 
▲卓瑪峡谷の山を越えて
 
6時間かけて何とか、卓瑪峡谷のごう音と石を渡り切りましたが、 ルートの後半は滑りやすく危険でした。酸素濃度が平原地帯より70%低下すると、私達の体は早くも停止し始めます。ボンベなしで誰もがここまで上ってこれたことに私は改めて驚きました。そして、さらに悪いことに、 、 、 、 、 、 暴風雨による悪天候に見舞われました。レインコートをガイドに返したずっと後の、旅も残り2時間という時に起こったことでした。雷鳴が轟く最中、私達は頭上に遮るものが全くない場所にいたため、 みな落雷に遭わないようにと願いながら、慎重に全電子機器の電源を消しました。雨が本降りになり、道を押し流し始めました。ここへの到着が1時間遅かったら、通ってきたばかりの道や岩だらけの周囲に閉ざされ、間違いなく身動きの取れない状態になっていたでしょう。ついに私達は安全に目的地へ到着しました。全身びしょぬれでしたが、私達はみな無事にここまで来れたことをひたすら喜びました。  
 
▲鳥葬台には巡礼者が残した多くの衣類があり、これは魂の「死」と転生を象徴している 
 
▲他の巡礼仲間
 
 
4. また皆で戻ってこよう
 
聖山から下山した私は、こうして2年前の自分の約束を果たしました。ラサに戻る前に向かう次の目的地は、古代Guge(古格、グゲ)王国の遺跡です。私達は、ラサに到着後シガツェでもう一泊し、私のお気に入りの場所Tashilhunpo(タシルンポ)寺を見物することにしました。その後、Tingri(定日、ティンリ)県からShishpangma(シシャパンマ)に向かいました。ンガリの南線は私の最も初期の遠征に数えられるルート、つまり、これから訪れるンガリ北線の旅のウォーミングアップであり、この北線の旅が私の次の挑戦となります。強い意思を持つ人がこんなにも突き進めるなんて驚きです。地形を制覇しようとする決意は地形の規模よりも大きいものなのです。そして、道中ではいつも仲間がいることが重要です。自分の傍に大きな支援体制が整っていれば、前に立ちはだかるものは何一つありません。都会に戻った私は今なお、そ知らぬ顔ですれ違う一人一人にも、大切な仲間となる可能性があるはず、という期待を抱いています

 
▲砂に埋もれたグゲ城
 
都市環境から一歩跳び出してからは、よりはっきりと自然界の法則を意識するようになりました。人が他者に与える支援は、特に自然界で相対的に弱者と見なされる場合に、思った以上の強さを生み出します。四川の深い森、雲南のジャングル、桂林の轟音を立てる激流、三亜の浜辺、あるいは台北の夜市、どこにいようが構いません。出掛ける所は有名であろうと無名であろうと、過疎地であろうと人口密集地であろうと、また寂しい場所であろうと賑やかな場所であろうと、要はどこに行っても、バックパックを背負えば世界が本当にどれほど大きいかが分かります。だからこそ希望を抱くのです。
 
5. 最終章
 
▲ホステルから望むポタラ宮の景観
 
今は2012年11月、噂になった世の終わりまであと1年です。私は7月2日で30歳になりました。後悔も、過去に戻りたいという思いも、人生が花開き始めたばかりの人達をうらやむ気持ちもありません。私は30歳を迎えた自分を人生の道しるべと見ています。今年、私は世界の中心を一度巡りました。今年、私は生と死が紙一重であることを体験しました。今年、私は何にも気後れすることなく、精一杯生きようと決心しました。たとえこの世があと30日で終わろうと、自分があと30秒で死のうとも。そして、思いがけずにシワが現れる日を、あるいはついに背中がこわばる日を私は心待ちにしています。その日が訪れるのは、もはや近くで物が読めなくなった時かもしれないし、ずっと待っていた女性とついに出会える時かもしれません。
 
いずれにせよ、カイラス山に足を踏み入れた後で、すでに私の願いはいくつか叶っていました。  私は聖山の麓まであの犬に導かれ、祈願旗の台を通って鳥葬台まで上がり、天に最も近い湖の前にたどり着きました。突然、私にはすべてが明らかになったのです。まるで地上のまさにこの場所から広がる糸を通じて、私と世界がつながり、それが目で見えているかのように感じられたのです。失ったものはやがて見つかります。私達はもはや独りぼっちではありません。自分が憎み、愛し、そばに寄り添い、あるいはそばを通り過ぎたもの、それらすべてが、地上のまさにあの場所に戻っていくのです。私は一度世界の中心を巡り、私の生命のサイクルを一旦完了しました。死に際してやっと次のサイクルの方向が見えるようになります。そして、今は生きるということが何を意味するかが分かっています。それを表現する言葉が見つかりませんが、今、宇宙と私は一体となっているのです。チベットを旅するごとに、周りの人々を大切にしようとする思いがますます募っていきます。ありがとう、2012年のチベット。ありがとう、ンガリの友人達!
 

 
 

 

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2016.09.30

ミレニアム1『ドラゴン・タトゥーの女』

リスベット・サランデルは一匹狼の女ハッカー。幼い頃に精神分裂症と診断されて障がい者となった彼女は、やせ細って肌は青白い。信頼を寄せていた法定後見人が突然脳卒中で倒れ、新たな後見人からいじめと迫害を受けるが、暴力には暴力で立ち向かう姿勢で奮闘し、強く大きな父権制に抵抗していきます。いつもパンキッシュなファッションに身を包み、眉と鼻にピアスをあけ、右肩にはドラゴンのタトゥーのある彼女は、束縛を嫌い反抗しているようでありながらも焼けつくように熱く愛を渇望しているのでした! そして真相を暴く記者のカール・ミカエル・ブルムクヴィストは、企業家のヘンリック・ヴァンゲルの委託を受け、家族の歴史を執筆するとともに、親戚のハリエットが40年に失踪した一連の謎について調査します。ミカエルは情報収集のために凄腕ハッカーであるサランデルを雇います。生死を分ける危機と脅威のもとで、ふたりの間に奇妙な友情が芽生えます。彼らの間にはゴールデンタイムのような男と女の間の恋など全くありません。あるのは、北国の厳しく寒い風景のもとで、スリリングで緊張した雰囲気を隠しつつ織り交ざってできた、思わず息を殺してしまうような、一秒たりとも目を離すことができない緻密なストーリーです。 大きな映画ブームを盛り上げ、H&Mと業界を越えてコラボレーションする。 『ドラゴン・タトゥーの女』は、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson)の推理小説で、2006年には北欧で最も優れた推理小説に贈られるガラスの鍵賞を受賞しています。小説全体がまるでクモの巣のように綿密に構成されており、クライマックスによりもたらされたエンターテイメント性に満ちあふれ、読者を繭から糸を剥がし取り残酷な真相を見つけるよう導いていきます。作者の躍動感がありかつ精彩を放つ文章は、読むのを止めずに分厚い一冊を一晩で読み終えてしまいたいと思わせるほどです。そしてこの非常に人気を集めた小説は映画化されたこともあります。スウェーデン版と有名監督デヴィッド・フィンチャーによるアメリカ版があり、アメリカ版のスタイリストTrish SummervilleはH&Mとコラボレーションしてサランデルのユニセックスなパンクロックファッションをリリースし、大好評を博したこともあるのです!スリリングな推理小説が好きな方と、女性主義の思考をもった新しい女性にオススメで、一旦本を手に取ったら、ラーソンが描く厳しい寒さと凶暴の不思議な世界にどっぷりとハマってしまうことまちがいなしです! 画像引用元:  https://goo.gl/3hefo5  https://goo.gl/64jHfF

ガマコラム ガマニア推薦
2016.09.30

Jollywiz「JSTaiwan」が新たな台湾式アフターヌーンティー:逸品スイーツ-牛軋米餅を発売、共同購入の風潮を引き起こす。

▲夏に別れを告げ、初秋を迎える。やんわりとした涼しさがおいしい知らせを連れてくる。焼きたてのほろ酔いキャラメル色の最もすばらしい瞬間で時間を止め、私たちの午後の時間を舌で記憶する。 他とは違うお米スイーツ、JSTaiwanにあります! 「吉」には「美しい、幸福な」という意味もあります。【JSTaiwan】は真摯な気持ちで台湾のおいしいローカルグルメを発掘し続け、さらには台湾の匠人とコラボレーションし、オリジナリティある地方の特産品を販売してきました。「ブラックパイナップルケーキ」、「果実ごろっとヌガー」、「牛軋米餅」…といった精緻な台湾式アフターヌーンティーにより、台湾の肥沃な土地が生み出した純粋なおいしさをより多くの方に味わって頂けることを願っています。JSTaiwanでは、台湾のおいしい食べ物を見つけることができ、よい事が続き、幸運が舞い込むようにします! 大自然の緑のすがすがしい香りを玄米の香り漂う四角いビスケットの中にとじ込めました。ひと口食べるとサクッと感が口に広がり、そこに柔らかくてクリーミーなヌガーを織り交ぜ、ネギとお米が絶妙に組み合わさります。すばらしいスイーツにおける新たな賢い選択です。 牛軋米餅には大きく「ネギの風味がよい、お米が香る、砂糖が濃厚、ビスケットのサクッと感」という4つの要素があります:【ネギの風味がよい】三星ネギ-本物の素材の香りを引き出し、ひと口食べるだけで口の中に香りが留まります。【お米が香る】五結玄米-食物繊維と栄養素を大量に含んでおり、ビスケットをさらに健康的にするだけでなく、さらにサクッとさせます。【ビスケットのサクッと感】四角いビスケット-全部で54もの層が積み重ねられており、1枚あたり27層の黄金比率になっています。【砂糖が濃厚】ヌガー-口の中で歯にくっつくことがなく、甘くおいしい味わいと濃厚なクリームが忘れられなくなります。 おいしいもの、それは私たちの究極の追求です。発売から1ヶ月足らずで5,000箱以上を売り上げ、非常にご好評頂いています。ネットで共同購入をしているCandyは言います:「試しにと思って食べてみてください。袋を開けるとすぐにかすかなネギの香りがして、サクッと柔らかくて硬くないビスケットと、柔らかいのにしつこくなくさらっとしたクリームをひと口で食べ、そこにかすかなネギの香りが加わると、口全体に言葉では言い表せないような食感に包まれます!でもおいしいのです!」各方面からの反響を受け、JSTaiwanでは絶えず改善と研究開発をし続けるという気持ちを持ち続けてきました。近日中に牛軋米餅の新パッケージのセットを発売予定ですので、どうぞお楽しみに! 購入HP:http://goo.gl/sZKeU2

TW ガマニュース
2016.09.30

2016中秋パーティー、月は丸くガマニアは団結する

今年の中秋パーティーは9/9に淡水の八里雷朗極限探索園で開催されました。夕方の大雨により進行のペースは乱れたものの、ガマニア人の興味が薄れることはなく、相変わらずのアツさでした。それでは『G!VOICE』とともにすばらしいこぼれ話を振り返りましょう! 大型泡プール 夢か幻のようでもあり非常に涼しい もうすぐ秋とはいえ、まだ焼けるように暑い日が続いています。会場に大型の泡のプールが搬入されると、白く細かい泡はまるで神秘的な魔力を持っているかのように大人と子供を引きつけ、プールの中で一緒に楽しみました。新しいだけでなく非常に涼しいものでした。 ▲泡のプールでは大人も子供も思い切り楽しんだ 主催者は今年も同じく参加者のために非凡でおもしろい一連のイベントを準備しました。今年のメインの戦場といえばもちろん泡のプールでしょう。ガマニア人たちは家族と一緒にチームを作り、賞金は二の次で、チームの勝利のために戦いました。遊ぶことに関しては常にまじめであり続けてきたガマニア人は、たとえロマンチックな泡のプールであっても絶対に手を抜くことなく、全力で立ち向かいました! ▲フラフープリレーは濡れて滑る泡のプールの中ではより困難に ポケモンが登場 イベントはクライマックスに この他にも、最近「アイテムゲット」ゲームが大人子供を問わず流行していることから、主催者は「ポケモンを捕まえろ」イベントを準備。福利厚生委員のスタッフがポケモンのキャラクターに扮して登場して歌とダンスを披露すると、多くの人々の視線を引きつけました。 ▲長い間みんなが待ち続けていたポケモンの登場でイベントはクライマックスに 毎年中秋パーティーではたくさんの飲み物とごちそうが供されます。家族や同僚と心を尽くして共に楽しむ。この中秋という美しい季節に祝福を捧げ、月を観るだけでなく、さらに重要なのはみんなが一緒に集まり、下半期のために共に激励することなのです。最後にはきらびやかで美しい花火が今年の中秋パーティーに美しいピリオドを打ちました。

TW ガマニュース
2016.09.30

楊樺:ニュースであなたの世界を構築する

目で見るのが一番正確 ニュースの写真を見る、目を見るのが一番正確だ。ニュースの取材をするのなら、目で見るのが一番正確だ。楊樺は頑固な新聞現場主義者で、「戦争の最大の犠牲者は真相だ」と言います。たとえ前線に行ったとしても、争いが生じた原因は往々にして見ることはできません。ではどうして記者は自分の理想をあきらめ、少しでも真相に近づこうと努力しないのでしょうか? ノルマンディーの上陸については、どの戦争記者も知ることがなかったようです。唯一の写真は、ある原因により非常にぼやけており、仮にあなたがそれで作業をしても失敗してしまうほどです。しかしそれは作業ではありません。それは歴史です。それは人類のためにあの瞬間の人間性を凍りつかせたのです。目で見る、写真の中の目を見る、そうするとより多くのことが見えてくる。 あなたはどれだけ現場の近くにいますか? ある戦場カメラマンは言いました。「あなたが十分うまく撮れなかったとしたら、それはまだ近づき足りないからだ。」この言葉にはTVBSの野心が明確に表れています。去年初頭、TVBS戦場記者2名がそれぞれヨルダンとトルコから戦地に入りました。4年間内線が続いているシリアとクルド人を含むこのシリーズは『人道と正義:中東の戦火線をゆく』という名前です。その中には戦火により破壊されたシリアや、様々な国に保護を求めて流出していった難民たちの姿があります。難民たちは故郷を離れる辛さや家族を失った苦しみに耐えなければならないだけでなく、様々な差別を受けるかもしれません。これらは、現場に行かなければ、見ることはできないのです。あなたが現場に行くのは非常に難しいことでしょう。だからTVBSの記者が行くのです。 なぜ行かなければならないのか?それはこの世界の様々な事件を明らかにし、あなたに世界が毎日変化しているのだということを知ってもらうためです。私たちにとって快適なことは往々にして他人の快適でないところからきており、ひいては苦痛ですらあるのです。現場により近いからこそ、世の人々に知らしめるためにこの情報を持ち出すことができるのです。この他、記者たちは現場で希望を見つけ出すことをさらに願っています。中でも子供の笑顔は最もプライスレスなものです。 合理的であることは、不合理である 一般的に合理的な行為は戦地から離れていることでしょう;しかし戦場記者にとっては、他人が撤退した時にこそ前に突き進む必要があるのです。このような不合理な行為こそが、適格な戦場記者にとっては合理的な行為となるのです。そのため『不合理な行為』を見られることを強くオススメします。この不合理において、戦場記者が自らの人生と家庭、ひいては命をも捨て去るのは人間性に呼び寄せられ、多くの時を記録しなければならないからなのだということが分かります。 あなたの戦場はどこにありますか? 戦争している現場だけが戦場というわけではないのです。現在の世界では、環境、気候、教育、文化、貧困のすべてが戦場です。楊樺はみなさん自ら行ってみることを強く推奨しています。戦場記者に加わる情熱がなければ、NGOという役割により赴き、自分の世界観を覆すのです。一度この残酷な「戦場」を渡り歩き、自分の国際的な感覚を新たに構築し直すのです。このような過程においては非常に多くのことが思考すべきであると言えます。例えば:あなたの国際的な感覚はどの国の主観と目線により構築されたものなのか? 存在する場合にのみ、音がある 最後に楊樺は、彼の最大の望みは、ニュースの専門性と台湾人の勇敢さにより、国際社会に台湾の戦場ニュースの存在を無視できなくさせることだと言いました。それはまるで当初CNNとロイターでさえも振り返って彼に写真を求めたかのように。なぜなら彼にしか捉えることができなかったからです。では彼とは誰なのでしょうか?他は楊樺、台湾の戦場記者。彼は、国際社会において台湾に音を持たせたのです。

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2016.09.30

ガマニア人新生活を実践 多元化された空間を共同で創り出す

仕事は生活の一部分であり、すでに新しい生活観念と雰囲気が徐々に生まれて変化を始めつつあり、空間の中ではガマニア人の多元的な仕事文化が確かなものとなっています。各ユニットは個々に例えばブランディングセンターや人間工学デザインスタジオCiircoといった巧みな構想を持っています。様々な仕事のパターンに対応するために、相応の空間モジュールを派生し、さらには新しい形態のオフィス空間を生み出します。 ▲ブランディングセンターのidea kitchen 1Fにあるブランディングセンターは、各所に驚きと喜び満点のハイライトが満載で、中央通路にあるピクニックソファーエリアは、スタッフたちに即席のディスカッション空間を与えてくれます。そして文学的な雰囲気に満ちあふれたidea kitchenに身を置けば、まじめに仕事をするだけでなく、リラックスするための調整もでき、さらには想像力と創造力をかき立てることができるのです。お客様をお迎えすると同時に、ガマニアのクリエイティブ空間についてハッとするような印象を与えることでしょう! Ciircoはまず休憩の空間と仕事の空間を融合させる方法を実践しました。COOのMichelleはスタッフたちの効率をアップさせることができる仕事のパターンを共有し、「ポモドーロ・テクニック」の概念を例にあげて言いました。注1:「1つのポモドーロを25分に設定し、この25分間は1つのことだけに集中して、他の事に気を散らすことなく、完了後は5分間休憩する。これを4回繰り返します。」Michelleが強調したのは、ポイントは5分間の休憩時間にあるということです。休憩空間には集落方式の分布によりデスクから遠くない場所でリラックスした雰囲気を創り出し、5分という時間を有効利用して仕事から隔離して、休憩の効果を得て効率をアップさせるのです。 高度な融通性の応用、空間の柔軟性を留める。 人間工学の開発、研究からデザイン、運用までの一連の生産ラインにおいて、プログラミング担当には高度に集中すること、営業担当には絶えることのない会話とコミュニケーション、そしてデザイン担当には環境を介して互いにインスピレーションをかき立てあうことが必要です。三者の仕事の方法は非常に違いが大きいため、環境において柔軟性を造り出すことが求められました。そのためMichelleはオフィスに「Flexible」というキーワードを与えました。それはすなわち将来空間が柔軟性と融通性を留めているようにすることで、スタッフたちがコミュニケーションをしながらも互いに干渉しないようにし、さらに共同のイベント空間で交流できるようにすることでもあります。 ▲ Ciirco による休憩とミーティングが結合されたフレキシブルな空間 人の行為を育てるのは空間ですが、人は環境を育てることができます。すでに新しい仕事文化が蔓延し始めており、異なる性質のものを併せ持つ「新たな生態」を派生しつつあります。将来ガマニア人は時代の変化に対応し、共創共生し、エネルギーを集中させて、すべてのエコロジカルネットワークの新たな未来を切り開きます! 注1:ポモドーロ・テクニック(Pomodoro Technique)は、1980年代にFrancesco Cirilloにより考案された。

VOL. 75 ガマフィーチャー
2016.09.29

なぜグランドがAppleのおいしいところを持っていくのか?!

この文書を書いた日に(2016/9/7)、Apple iPhone 7の発表会が行われました。勿論、ソーシャルメディアでのニュースは正反論の一方でしたが、私は気付いた面白いところは両方とも製品に関係ないところでした。但し、上手く話題性を利用した他社ブランド名がiPhone 7の議論中に現しました。その中、iPhone 7の機能の斬新さ、進化を問わず、Apple社を揶揄うと同時に、自社ブランドをアピールした例もありましょた。 羨ましくなくても一秒でiPhone 6をiPhone 7に変身。 iPhone 7が発売する前に、最も噂になったのはイヤホンジャックの廃止でした。「本当に廃止になるか。今まで使ってきたイヤホンを海に捨てるのでしょう。」などの議論もありました。 ▲やはり、iPhone 7が3.5mmのイヤホンジャックを廃止し、Lightning端子を使用 やはり、iPhone 7がイヤホンジャックを廃止し、Lightning端子を使用したEarPodsを開発しました。そして、3.5mm変換アダプターの両方が付属することで、従来の問題を解決したのです。(或いは電動歯ブラシに揶揄われたEarPodsを使っても良いのです。)但し、こういった解決方法が世論を抑えることができませんでした。 ▲変わった外見のAirPodsは電動歯ブラシに似ていると揶揄われた。

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