デジタルライフの領域へと向かうガマニアは、今後、映像音楽エンターテインメント分野における重要な展開を進め、そして、ベテランプロデューサーである詹仁雄氏とともに推進する映像音楽プラットホームCotureを展開します。《康熙来了》、《超級星光大道》、《金頭脳》等の誰もが知る番組をプロデュースする詹仁雄氏は、近年、インターネットの発展に非常に大いに注目し、《PM10-AM03》を製作して、LeTVで当時の新記録を更新。また、《PMAM之美好偵探社》、《PMAM之慾望俱楽部》等の後続作品を次々とリリースしました。ガマニア全体ミーティングでは、詹仁雄氏を特別に招いてガマニア人とクリエイティブライフについて大いに語って頂き、講演中、Cotureへの初志と期待についても話が及びました。
日常の体験がアイデアのヒントに
詹仁雄氏は観察好きで、服装や会話の雰囲気からグループの関係を推測したり、学生の会話を聞いて星座や出身地を当ててみたりと、常に人を見抜く鋭い感覚を鍛えているそうです。このようなトレーニングも様々なやり方があり、「私は番組制作、出版物、人生における多くの物事、どんなことでも基本的に全て手を抜かないタイプの人間です。」と語るように、彼は人への贈り物から、Facebookの投稿にまで、どんなことでもひねりをきかせ、歩いている途中で見かけた看板のテキストスタイルについてさえ深く考えるような方です。このような日々の積み重ねが彼の創作の糧となっています。また、ガマニアに出会ってから、更に大きな変化のターニングポイントが現れました。台湾の視聴環境を大きく変え、Cotureでもっと生活に身近で、共感を生む素晴らしい作品を創造することを願っています。
▲《PM10-AM03》
▲《PMAM之慾望俱楽部》
アイデア成功の理由:違いと同感
アイデアについて討論するポイントは沢山ありますが、詹仁雄氏は、アイデアの成功要因は、『違いと同感』の二つの側面に帰結するものと考えています。どのようにして違いを生み出し、感情に結びつけ、見る人の心を揺さぶるかを常に考えるよう勧めています。彼は最近自分に起きた出来事を例に挙げて話してくれました。契約のもつれが原因で、しばしば出廷を余儀なくされているそうで、本来なら決して嬉しい事とは言えませんが、「これは将来作品のテーマになるかもしれない」、「家族をもっと大切にすべきだと忠告を受けているんだ」、または「しばらく会っていない友達に会うべきなのかもしれない」などと、考え方を転換させていったのです。「楽しい時は悲しい事を考え、悲しい時は楽しい事を考える。これこそある種のクリエイティブです。私は悲喜の境目で自分の意識を転換させるよう喚起することが得意なのです。」と彼は語っています。薬物反対の広告というと、皆がドクロと錠剤を想像してしまうように、常に最初のロジックを最初の選択肢にしてはいけないのです。広告を製作し始めるときから独自の視点を持っていれば、半数の人をリードしたも同然です。
▲2011年に詹仁雄氏が製作した《WOMAN愛旅行》は、当時の市場とは一線を隠した質感を表現しました。
エンターテイメント産業の中心はここ数年、中国へと徐々にシフトしているものの、詹仁雄氏は台湾に十分な期待を注いでいます。「私たちのライフスタイルは、50~60年に渡って積み重ねられた、かけがえのないものです。」と話し、皆さんがどんなことにも丁寧に、そしてしっかりと取り組んでもらい、オープンなメディアを通じて、自分のアイデアをより多くの人に見てもらえることができるよう応援しているのです。
ガマニア20周年:Dare to Challenge
1995年、Albertが十坪に満たない小さなオフィスでガマニアを創設してから20年、会社は千人に及ぶ大企業へと成長していました。ガマニア20周年の記念日である4月1日、ミーティングのさなか、Albertは皆の努力に、そして会場の全ガマニア人との縁に感謝の言葉を述べました。Q&Aでは、多くのガマニア人が今年の会社移転について質問を投げかけ、Albertはそれぞれに回答していきました。シャトルバスとフレックスタイム制等の措置を約束し、社会の最先端を行く男女平等休暇についてもさらに検討を進めました。20歳を迎えたガマニアの進化の歩みはより加速し、そしてより安定していくことでしょう。「Dare to Challenge果敢に挑戦する」という新ガマニアの精神を携え、新時代を切り開いていきましょう!
▲Albertと20周年特大ケーキとの記念写真。
▲最後はもちろんガマニア全員で集合写真!