「レースに参加することで自分の大きな夢を実現するのではなく、失敗したとき、あのときがんばって夢を達成したときのことを思い返せるのです。」250キロのもっとも過酷なマラソンと称されるサハラ砂漠を走るマラソンを完走した林又立が、ガマニア大会で当時の過程と心境の転換を共有し、ガマニア人に、全力で夢を追い人生を悔いなく開拓することにエールを送りました。
有名モデルがレースに立つ
林又立は、もともとランニングが全く好きではなかったものの、友達と一度だけ陽明山までの道を走ったときの、美しい景色の中を疾走した経験が彼女を変えたといいます。レース中、林義傑や歐里などプロランナーとの交流で、更に彼女の心の中にサハラへの挑戦の火がつき、その後マラソンの訓練が始まりました。予想外にも最初の大鵬湾のレースの訓練中に、友達と賭けをして無理をしすぎたため、試合中に熱中症に見舞われ病院へ搬送されたことは、彼女の自信を大いに落ち込ませました。しかし、気持ちを整理した後は、世間からの悲観的な意見がかえって彼女にやる気を出させ、気持ちを新たにサハラに挑戦しました!
▲作家の三毛の影響を受け、サハラ砂漠を征服することが林又立の夢
サハラ砂漠 心身への試練
砂漠の天候地形はきわめて複雑で、レース参加者は心身の極限が試されます。林又立は約10キログラムの荷物を背負って長く苦しい道のりを走ります。温度差の極めて大きい環境として砂丘、荒涼な砂漠、峡谷などの多様な地形を越えていきます。7日間の250キロメートルという過酷なスポーツで、途中彼女の足には10センチもの大きな水ぶくれができ、膝の関節に滑液包炎を発症し、20時間眠らずとも我慢しなければなりませんでした。悪環境の下、何度も棄権しようと考えましたが、涙を我慢しながら鎮痛剤を打って苦痛を緩和し、強い意志と不屈の精神、そしてパートナーとの励まし合いでついにゴールしました。
▲砂漠との戦いの中、林又立はよくひとりになり、必ず自身と対話しています。
パートナーとの共有 互いに夢を揺り動かします
旅の思い出で、林又立は戦友とのひとときを思い出します。長さ約50メートルのテントの中で、競技参加者はみな国籍や職業に関係なく挑戦の理由を共有しあい、訓練の苦楽を分かち合い、平等で自由な雰囲気は彼女のレースにおいて最も享受した時間でした。競技参加者の中で、彼女は青少年のための募金目的に参加した正生書院から来た弁護士の翟文礼と出会い、彼の他人のために夢を持つ精神にたいへん感動しました。
▲毎日テント内での交流から、林又立は得るものがたくさんありました。
「ここに来た当初の勇気に感謝します。自分を誇らしく思えることを成し遂げました。」林又立は努力で自身を証明し、台湾で最初のサハラ砂漠マラソンの女性レース参加者になりました。共有後、彼女はガマニア人に向かって、みんなが翟弁護士を見習い、更に社会貢献しようと再度エールを送りました。
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