デジタルエンターテインメントの先駆的なブランド、ガマニアは、世界最先端のデザイン会社、IDEOと極秘のプロジェクトで協力する機会がありました。プロジェクト進行の際、IDEOは台湾を訪れ、ガマニアと集中的にディスカッションとアイデアのミーティングを行いました。ガマニアのプロジェクトの中で、IDEOは一体どうやってDesign Thinkingのコンセプトを実践したのでしょうか?G!VOICEは読者の為に独占スクープをお届けします! 正式なシンポジウムの前に、IDEOは特別に前もって台湾へやってきて、ガマニアに対して完全な”looking in”取材をして、ガマニアの素質、仕事環境、会社属性、ブランド経験など、早い段階でガマニアのことをはっきりと掴み、お客様のニーズを理解しました。
▲IDEOから最初のインタビューを受けたガマニアン。分析と相互比較によって我々のことを理解されました。
“Looking in”の後、IDEOチームは上海に戻り、街道調査“Looking out”を行い、業界の専門家や違うユーザーグループを対象に取材をして、内から外までマーケットトレンドを理解しました。
▲上海の外部インタビュー“Looking out”
詳しい内部と外部インタビューと研究の後、IDEOチームは再びガマニア本部へ飛んできて、ディープなワークショップの準備を始めました!1. 発想Inspiration
▲壁中に内部と外部インタビューの結果がびっしり貼られ、IDEOチームがリサーチの結果を当日シンポジウムのプロローグに使いました。
▲続いてはインスピレーションの時間です!ボード一面がアイデアパーキングロットで埋められました。
▲アイデアパーキングロットの中で整理して発想を膨らませてみます。(IDEOチームは制服にまでPrototypeと書き、原型を作ることを推進しています)。
2. 戦略Strategy
続いてはグループに分かれてブレインストーミングの時間です!ワークショップで成功するグループの分け方は、違うパーツを担当するメンバーの組み合わせを作ることで、完璧なディスカッショングループができます。IDEOのワークショップでは各クループに、リーダーを一人、話を作る人を一人、アイデアをビジュアル化して描写する人を一人、ディスカッションを刺激して加速させるIDEOrを一人、及び専門分野のプロを一人、で構成されます。一つのチームの中で、徹底して分業作業を行っているようです。
▲良いチームの選別が、最適なディスカッションの成果をもたらします。
▲グループに分けて色々な考えの解決方案を発展させ、アイデアをスケッチしてすぐにビジュアル化します。 Sharing and Feedback シェアリングとフィードバック
▲色々なアイデアの対応と解決方案に対して、グループメンバーがそれぞれ意見をだして、お互いシェアをして、フィードバックし合います。
3. アイデアの原型を作り上げる!
Cooking Up a Story!
一連の発想プロセスとディスカッションが終わったら、みんなの考えをまとめて物語を作ってみましょう。これもIDEOのCEO-Tim Brownが言う「アイデアを物語にする能力」です。
▲アイデアをまとめて物語をつくります。
▲数時間のワークショップで、グループごとに作ったディスカッション文書がこんなにたくさんできました!
▲最後にIDEOグループが今回ワークショップの実質の結果を総括しました。
最後にG!VOICEがみんなにこの秘密プロジェクトのProject Managerを紹介し、それと同時に今回Design Thinkingの考案者でもあるEvaから、ガマニアとIDEOの協力プロセスで何か異なる経験を獲得したかを教えていただきましょう。
▲この極秘プロジェクトPM & Design Thinking考案者‐GHQ-BR-Eva
G!VOICE:ガマニアは国内でもIDEOとコラボ経験のある数少ない企業であり、プロジェクトコラボレーションのプロセスで、ガマニアは何か違う経験を得られたのでしょうか?
Eva:「120%身を投じて、IDEOチームと共同作業ができた素晴らしい体験でした。コラボを決定した瞬間から、両方のチームが全力疾走で、できるだけ時間内で目標が達成できるよう頑張っていました。Design Thinkingの第一歩‐観察、IDEOは肉弾戦を使い、近距離でガマニアンの文化を観察し、深さ、広さから高さまで、どんなわずかなことでもガマニアを理解できるチャンスがあれば絶対見逃しませんでした。
デザイン思考は人間から始まり、人間と関わります。実際の仕事のプロセスのなかで、どうやってチームの動力を導いて、思考を刺激して、限りある時間とプロジェクトの資源の中であらゆる可能性を試し、プロジェクトメンバー一人一人の努力を最大限に発揮し、全てのinsightの観点を深く洞察して、常にプロジェクトの進行方法を確認すること、このすべてがデザイン思考の力を最大に発揮できるディティールです。
IDEOがプロフェッショナルで、積極的で、前向きさと比類の無い情熱で、あらゆる成功と不成功の中から経験を汲取り、これがまさにプロトタイプの原型を作り上げる究極の精神ではありませんか!」