Albert:「18年というと、1人の子どもにしてみれば、もう成人しているでしょうし、人格もだいたい形成されているでしょう。この18年を振り返ると、私たちの会社の性格はかなり特別です。私たちは安定して成長してきた会社ではありません。だから、私はいつも会社のことを「ツいてない子ども」と言っています(笑)。多くの企業は正しいモデルで参入した後、10年、15年ととても安定した成長と拡大期が享受できます。しかし、私たちは台湾にいるからか、または経営する業界の特性のせいか、ガマニアは常に挑戦し続けて夢を大きくする努力を続け、それからその態度と理念を力強く実践しています。また私たちは自らを成長させ、大きくする大変な努力をしています。そのため、ガマニアの歴史にはたいへん多くの困難と挫折がありました。しかし、私たちは常に挫折から立ち上がってきました。これはとても特別な性格なのではないかと思います。逆にそのような会社は少ないのです。私たちが経験した大きな挫折はどれも会社を崩壊させるのに十分でしたが、私たちにはそのようなことは起きませんでした。
18年間、起業したてのころの苦労は、当時こういった業種は全く存在していなかったので、後に直面した様々な状況は私にとってどれもとても重く感じられました。だから、すでにガマニアを退職している昔の社員や今一緒に仕事をしている一人一人に対しては皆この会社と共に成長して、困難を乗り越えているという気持ちを持っています。もしずっと順調だったら物語はつまらないのです。これまでの様々な成功や困難、失敗がガマニアの物語を素晴らしいものにし、また私のガマニア人に対する感覚を特別なものにしているのです。こういった失敗から学んで再び立ち上がる性格と文化は私たちガマニア人の最大の資産です。永遠に失敗を恐れず、さらには追求して成功に伴ってくる失敗も受け入れるのです。私はいつもこう言っています。『成功者とははしばしば最高の失敗の管理者だ。自分の失敗を管理して見つめることを知っているからこそ成功する可能性がある』。