『英国王のスピーチ』(英語:The King’s Speech)
G!VOICEオススメ 2010年に世界中の映画賞を総なめにし、第83回アカデミー賞で12部門にノミネートされ、作品賞、脚本賞、監督賞、主演男優賞を獲得しました。 劇中で監督は、「私には声があり、聞いてもらえる権利がある」という重要なメッセージを発信し続けました。吃音を完治させるのに多くの専門的な医学的方法は必要なく、患者は彼らの声に耳を傾け、吃音の原因を理解し協力してくれる人を必要としているだけなのです。また、ジョージ6世は一国の王子であり、明らかに権威のある人物であったにもかかわらず、一般の人と同様自身の声に耳を傾けてくれる人を渇望しています。「私には声があり、聞いてもらえる権利がある」というメッセージを通じ、人はみな話すという権利を渇望し、様々な方法によりそれを実践しているという現代社会を反映しているのです。 内容紹介: 監督: Tom Hooper出演者:コリン・ファース Colin Firthジェフリー・ラッシュ Geoffrey Rushヘレナ・ボナム=カーター Helena Bonham Carter イギリスの史実に脚色を加えたもので、国王ジョージ6世の吃音の治療について語られており、治療のためあちこちを回り、縁あって今後の一生に極めて大きな影響を及ぼす言語療法士、ライオネル・ローグ(Lionel Logue)と出会います。 監督紹介 トム・フーパー(英語:Tom Hooper,1972年10月1日-)はイギリスの映画、テレビドラマ監督です。ロンドン生まれ。 監督作品 1992:Painted Faces 1997:Quayside 1997:Byker Grove