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10月21日午後1時に第37回TCSアムステルダムマラソンが開催されました。ここ数年、ハーフマラソンへの関心が高まっています。ハーフマラソンのレースはフルマラソンと平行して開催され、所要の走行距離は半分にすぎませんが、身体的にも精神的にもフルマラソンと同程度の粘り強さが求められます。これまで以上に多くの参加者達が、1コース設定21kmを制覇しようと期待を胸に、こうしたスポーツに参加するため集まってきます。今年は、GEUのビアンカ・アレクシウスがアムステルダムのハーフマラソンに挑戦し完走しました。G-Voiceは、この特別な日にビアンカの辿った精神の旅を祝い、すべてのガマニア人と喜びを分かち合えることをとても誇らしく感じます。
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▲大会は10月21日13時に開催されました。
ビアンカは以前から常連のジョガーだったわけではありません。健康増進とポジティブ志向を目的に趣味としてランニングを取り入れたのは1年前のことです。運動はすぐに日課になりました。クイックジョギングやロングラン(長距離走)をせずに一日を過ごすなんてもう考えられない、と言うビアンカ。運動は彼女の人生に不可欠なもの、ジョギングは彼女にとって今や「心のチキンスープ」なんです。
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今年、ビアンカは文字通り、地に足をつけてハーフマラソンレースに挑戦しました。不慣れな課題に挑むことは決してたやすいことではありません。ましてプロのレースに挑むなどなおさらです。単に公園でジョギングをしたり、たっぷり食事をとった後の散歩とはわけが違います。ハーフマラソンの間、ビアンカと様々な年齢層の大勢の走者が、共に等しく情熱を傾ける何かを成し遂げていきます。この経験こそが、非常に有意義なことなのです。各チェックポイントでは、走者を応援するライブ演奏
が設けられ、 観戦の人達まで「さあ、ビアンカ、頑張れ!」と声援を送り始めました。こうした励ましはビアンカにとって掛け替えのないものとなり、彼女は「ペーシング」ではなく、「ジョギング」でレースを完走しようと決心したのです。
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▲レース前のトレーニングをするビアンカ。
レースの参加には、ビアンカと他のガマニア人達が登録しましたが、あいにく当日参加できたのはビアンカただ一人でした。参加できなかった人達全員を代表し、彼らの分も走るつもりで、彼女はレースの間ずっとガマニアの帽子をかぶっていました。これが動機となって、彼女は前進し続け、決してあきらめることはありませんでした。
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▲GEUのビアンカはレース中ガマニアの帽子を着用。
総距離は21.1 kmに及び、アムステルダムの歴史的名所を駆け巡ります。10月21日の午後、ビアンカは彼女にとって過去最長となる走行を走りぬきました。彼女が2時間34分32秒後にゴールに入り、記念品を受け取った時の気持ちを言葉で言い表すことなどできるものではありません。まさに勝利と栄光の瞬間でした。この経験によって、ビアンカは一段上のレベルに上がり、心から自分の潜在力を実感することができたのです。常に積極的にチャレンジしてほしい、とガマニア人の皆に声援を送る彼女。そして彼女自身はと言えば、次回フルマラソン(42km)の参加を計画しています。
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▲レース終点: アムステルダム・オリンピックスタジアム。
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▲ゴール直前のビアンカ。
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▲ビアンカのマラソン記録証。タイムレコード: 2 時間34 分32 秒
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▲ビアンカ個人の記念品と大会参加の証拠。耐久力、精神力、スポーツマンシップの証です。
参考資料:
http://www.tcsamsterdammarathon.nl/en/
http://www.flickr.com/photos/tcsamsterdammarathon