アニメで不思議なペンを手にした人物が空気中に絵を描くと、小鳥や飛行機、恐竜まで、描くことさえできればそれが実際に目の前に現れてその物体が動く通りに動くということが見られます。現在、そのファンタジーがほとんど実現しているのです。この「3Dペン」(3Doodler)があれば、空気中に実体を思いのままに描き出すことができるのです!描き出したものは動きませんが、この発明は人々を不思議がらせています。人類の聡明さは何と偉大なのでしょう!
「3Dペン」はイギリスのオモチャとロボット会社Wobble WorksのPeter DilwortとMaxwell Bogueによって発明されました。その原理はとても簡単です。ペンのボタンを軽く押すだけで、ペンの中のプラスチック材料のストリングスが加熱により軟化して出てきます。するとペン先端のファンによって急速に冷却されて硬化します。空気中で思いのままにペンを動かして細やかな立体図案を作ることができるのです!
自らの創作欲を満たすだけではなく、このペンは一般の人々の実体への想像を助けることができ、平面図上のデザインが当初の設定に合うかどうかを心配する必要はありません。正確な模型やサンプルデザインが必要である場合にはこのペンは適していません。しかし手作りの実体を創作する欲求は絶対に満足できます。この素晴らしいペンが欲しい人は、2013年末の発売予定日まで待ちましょう。高価な3Dプリンタとは違い、このペンはより経済的です!
▲「3Dペン」さえあれば、どんな想像の図案でも具体的な形に描けてしまいます!
▲「3Dペン」は子どものおもちゃではない。加熱の原理を利用してプラスチック素材を軟化させる。このペンを使う時はペン先に触れてやけどをしないように注意!
「3Dペン」の紹介:
イメージ、ビデオのソース:3Doodler
作者紹介
gamaniabrandcenter
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