車を運転して、ヨーロッパの小さな村、ロシアの国境地帯や、モンゴル草原へ向かう。あなたもまるで映画のようなロマンチックな旅行を思い描いたことがあるでしょう?昨年、蛙大(楊明晃)、Max(羅友志)、呉小黒(呉佳穎)は約束するでもなく同じネットワーク映画に引き寄せられました。しかし彼らは思いを馳せるのみならず、少しの迷いもなくモンゴル・ラリー にエントリーしたのです!3人のオジサンによる「TaiwanWay 台湾味車隊」。10年モノのポンコツ車を頼りに、16000キロのユーラシア大陸を横断し、ゴール地点への到着に成功しました!第1四半期全ガマニア大会では彼らを会場に招きガマニア人と旅の見聞を分かち合いました。多くの撮影記録とユーモラスな話で、会場のすべての人が自分自身の冒険の旅をしてみたいと心がうずかせられたのでした!
モンゴル・ラリー は今年で10年目。2人のイギリス人がプラハで、走れるところまで走ることを約束して賭けることを思いついたのが始まりで、現在は年に1度のイギリスからモンゴルまで16000キロのラリーとなっています。参加チームは同時に公益という任務を担い、最低1000ポンド以上の募金を集め、参加車と共にモンゴルの慈善団体に寄付します。そしてレースのルールは非常に簡単。1200C.C.以下、10年以上のポンコツ車を運転し、期限内にイギリスのロンドンからモンゴルのウランバートルに行くこと。ルートと時間はすべて参加チームが自ら決定します。楽しく遊び、旅行を楽しむことが最も重要なのです!
芸術と文化が盛んなヨーロッパが台湾味車隊の出発地点。彼らが最も深い印象を抱いた場所でもあります。蛙大は言います。「ヨーロッパは本当に素晴らしい所です。不思議なほどに美しく、どこもかしこもまるで絵はがきのよう。」ケルン大聖堂、ベルリンの壁、オランダのヒートホールンといった感動的な美しい風景だけでなく、道端の人情や面白い出来事はより得難い経験です。例えば、ある日宿で目を覚ましたら台湾人が残した激励のメモを見つけたこと、デンマークで知り合った貯金は0なのに自在に生活している台湾のおじさん、クライストチャーチを訪れた際の理想の国のような自治制度。それぞれの経験が特別な思い出となり、彼らの異なる方向性の思考を引き起こしました。
ロシアとモンゴルに入国後は、言葉が通じないのと車の調子が悪いために、些細な事がことごとく大冒険になりました!例えば国境の小さな村に行ったはいいが、現地の人に信用してもらえず、両替ができなかったり、再度車が故障し、言葉が通じないために身振り手振りでコミュニケーションしたり。たとえ旅にどんどん時間と体力が必要になっても、3人は依然として過程を楽しみ、美人に道を尋ねたり独創的な自撮り写真を撮ったりして楽しみを見つけていました。旅の終わりに脱輪し、ボンネットが落ち、排気管が割れても自信に満ちあふれていた車隊。彼らは様々な民族の人生のスタンスを十分に体得しました。「人は旅の中で最も面白い要素です。」Maxは言います。
今回の旅で体得したことについて、新しい事に挑戦するのを恐れないことこそが人生に異なる体験をもたらすのだと蛙大は思っています。いわゆる冒険とは危険な場所に行くことではなく、いかなる任務をも引き受けるという他とは一味違う冒険です。そして台湾味車隊のメンバー3人の共通点は非常に冒険好きであること。それでこそ今日この段階まで来たのです。このような人生の景色を見て、「遊ぶならとことん遊ぶ、世界はオレたちの思っているものとは違う、自ら見に行ってこそ本当の意味でこの世界を知ることができるんだ。」