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曾偉人:仕事と遊びはすでに交じり合っていた!

▲クリエイティブセンター コンセプトデザイン 偉人は2001年にガマニアに入社する前、オーストラリアのディズニーに6年いました。台湾に戻ってからは2年余りアニメデザイナーをしていましたが、新しいことへのチャレンジを思い立ちました。ちょうど模型も小さいころからの趣味だったことから、2003年に上司にモデラーへの異動を申し出ました。それ以来偉人の仕事は2次元デザインからモデル製作に変わりました。仕事で目にした2次元の世界が1つずつ触れるようになり、手触りを持った立体の世界へと変わっていきます。 趣味が仕事に 趣味が仕事になると、仕事中も自然と遊びの要素が入ってくると偉人は言います。しかし「仕事」であるからには、一番大切なのはやはり使命感を持っていいものを仕上げることです。例えば最近クリエイティブセンターとSOFA Studioが共同で作ったアニメ「玉甲」のプロジェクトでは、「白虎」というキャラクターを4D模型にしなければなりませんでした。3Dで製作したアニメを見ると、偉人はどんな材料を使ってどんなサイズでこのかっこいいキャラを作るのか決めなければなりませんでした。偉人は模型の関節が可動であることにこだわるデザイナーなので、構造の複雑な模型の制作には特に神経を使いました。 「動かせる模型は制作時間がかかります。さらに模型の動きを自然な滑らかさにして、全体に影響を与えないようにすることが今回の製作での最大の課題でした。」偉人はでき上がったばかりの「白虎」を『G!VOICE』に見せながら語ってくれました。 他人の目から見れば、長時間1つの空間で模型製作に没頭することはつまらないと感じるかもしれません。しかし偉人のアトリエは次第にガマニアのフィギュアコレクターたちのたまり場になっていきました。手に入れたばかりのおもちゃについて語り合ったり、発売されたフィギュアについて語り合ったり、レアな模型を見せ合ったり……いずれも仕事の息抜きに楽しめることばかりです! 一番大切なのはこだわる気持ち 偉人は言います。「仕事で一番大切なのはこだわる気持ちです。明確な方向性と万全の準備が整ったら、粘り強く、地道に1つずつ仕上げていきます。遊びには明確な方向性というものはなくてもよく、気ままにする方がいいアイデアが浮かんできます。両者の違いは正反対なのです!」 偉人にとって仕事と遊びの関係とは?笑いながら答えてくれました。「私にとって、仕事と遊びは交じり合っているようなものです!両者の関係は時間ごとに入れ替わります。1つのこと(模型の制作)でも昼間は仕事で、夜は楽しい趣味になります。それもいつもの自己管理の方法です。」 ▲偉人のアトリエでは、模型製作に必要な「ツール」が壁や机に所狭しと置かれている。 ▲2Dや3Dのスケッチから4Dの模型をどう作るか、それが偉人の普段の主な仕事。 ▲フィギュアに関心があれば、偉人の個人ブログ :Weylan’s Workshop (www.weylent.blogspot.com)一起交流。

傅婉怡:遊びで仕事のエネルギーを大きく!

▲GTW第一ゲーム運営部 副部長   ガマニア人なら台湾ガマニアの運営部門が常に多くの部門の中で最も熱狂的で最もすさまじく遊ぶことを誰もが知っているはずです。それはなぜでしょう?日ごろのストレスが余りにも大きいからでしょうか?第一ゲーム運営部副部長の傅小怡(傅婉怡)はそれを否定します(事実は確かにそうなのですが)。そして『G!VOICE』に教えてくれました。「熱狂的な遊びは仕事のエネルギーを大きくするためです!」   遊びと仕事について、傅小怡の考えは「もっと真剣に遊び、真剣に生活」です。     熱き血潮を燃やして達成感を得る   仕事については、どのプロジェクトでも彼女自身とチームが全力で課題に取り組むといいます。それは辛い道のりであり、乗り越える課題は細かく厄介なことばかり。しかし全員が1つの目標に向かって取り組む雰囲気は感動と深い印象を与えてくれるものです。彼女は笑いながら言います。「一人が熱血でも仕方ありません。グループの熱血を燃やすことで一番達成感を実感できるんです!」   遊びという点では、彼女もできるだけ仕事の合間を縫って遊ぶ時間を捻出しています。ある年のガマニアフェスティバルでは、チームと『ブライトシャドウ』(モンスターをテーマとしたゲーム)を運営していました。 「部門を総動員してオフィス全体に大型のお化け屋敷を設置しました。剣湖山のお化け屋敷にも劣らない規模でした。同僚は全員モンスターに扮して、オフィス中の電気を消しました。オフィスのドアを迷路の入口のようにして、黒い布でドッキリのルートを作りました。それが何と会社全体の評判になって、ガマニア人が押し寄せたんです。」この「モンスターラビリンス」を企画したのが鬼才・傅小怡でした。     遊びの気分でひらめきを得る   仕事をする上では、傅小怡も遊びの気分でひらめきを得ることを望んでいます。「Brainstormingが必要な時にチームを外のCafé Shopに連れて行くのが特に好きですね。誰もがリラックスできるし、縛られない気持ちで話し合いができます。実は運営のいいアイデアもその時に生まれることが多いんです。」   アイデアを考えたり新しいやり方を試したりしながら、傅小怡はそれも一種の遊びだと感じるようになりました。他人がやったことのないことや面白いことを考えたりやったりすることで、彼女には仕事でのチャレンジ精神と興奮が生まれてくるからです。「私にとってガマニアでの遊びと仕事の姿勢はシンプルです。仕事では全力で栄誉を追い求めます。遊びでは楽しく大笑いして、次の厳しい戦いに備えてエネルギーをしっかり蓄えます。」 ▲傅小怡と運営チームは台湾大学総合体育館の「開拓漫画祭」で新作『ディビーナ』のプレイヤーイベントを準備。   ▲当時『ブライトシャドウ』を運営していたチーム。傅小怡は仲間たちとゲームのモンスターに扮してガマニアフェスティバルに登場。

ガマニア人以外の遊びと仕事

ガマニアにはユニークな遊びのスタイルと仕事の哲学がありますが、外部の方の目にガマニアの「真剣に遊び、真剣に生活」はどう映るのでしょうか?   ▲台湾外展教育発展財団 CEO 廖炳煌(Ping Huang Liao)     ガマニアの仕事を語る―「ロープ降下で極限に挑戦する教育トレーニング」   教育トレーニングを通して社員の気持ちをまとめようという国内企業は多くありません。普段ガマニアのトレーニングをお手伝いする上で、プログラムに求める内容には普通の企業よりもアイデアとチャレンジにあふれていることがわかります。例えば台湾の花蓮パークビューホテルの16階からロープ降下する管理職トレーニング、18mのジャンプ台に挑戦するガマニアベアーズのアドベンチャーチャレンジキャンプです。ガマニアが求心力を非常に重視しているのがよくわかります。危険に打ち勝つ勇気と決意であらゆる仕事に臨むのです。   ▲卡爾吉特 ブランドチーフディレクター 羅正剛(Steven Luo)     ガマニアの仕事を語る―「数え切れぬ提案、ベストでなければ首を縦に振らない」   ガマニアとは2度の空間プロジェクトで協力しました。2006年9月のガマアイランドの企画ファイルを振り返ってみると、デザインプランだけでも6プラン、透視図は合計85枚、施工図は数え切れないほどありました。材質パネルは3点、家具も3点でしたが最後に選んだのは4点目のもので……ガマニア人はそれぞれのデザインの細かいところまで丁寧にチェックしました。遊び好きのヒストリーボードの内容を充実させるため、ガマニア人は3ヶ月も前から倉庫のケースや棚にある製品を1つずつ整理して記録し、陳列展示にふさわしい製品を選んで、慎重なレイアウトに取り組んでいました……こんな些細なことからもガマニア人の完璧を求めるこだわりと仕事に対する厳しい姿勢を強く感じることができました。   ▲TNSテイラーネルソンソファーズ リサーチチーフディレクター

スペシャルレポート playwork Campaignはグループ中、世界中に

これはグループ初の、そして大切な意義を持ったものに違いありません。グループブランドセンターが企画した「playwork Campaign」が正式に今年の3月21日に盛大に開幕しました。台北に加え、香港、東京、ソウル、上海、北京、ロサンゼルス、アムステルダム、ブレア、ベルリンのガマニアが所在する全10都市で一連の展覧会が行われています。また今回のイベントでは動画やウェブイベント、イメージブックなどを組み合わせ、ガマニアの15年の歩みから16年目の始まりに当たってガマニアの成長と栄光の軌跡を振り返ってもらいます。さらにガマニア人が創り出したplayworkスピリットへのこだわりを広めています。   なぜ「playwork」と名づけたのか?それはガマニア人のわかりやすいライフスタイル「真剣に遊び、真剣に生活」に基づきます。仕事と遊びは常に表裏一体のこと。そしてガマニアでは誰もが絶えずそうした姿勢で熱心に仕事に打ち込み、遊びに熱中することで、ガマニアを現在のような不思議な企業にしてきたのです。     10都市同時展覧会は過去最大   今回のイベントの展覧内容は主にSPACE 17展覧企画部署の企画によるものです。特別にガマニアの過去15年の大きな出来事を1つずつ丁寧にまとめ、創意に満ちた動画やガマニアの主な数字、有名人やガマニア人の語録などを組み合わせ、ガマニアの彩りに満ちた15年を表現しました。これは全て全員の努力によって生み出されたものです。   また、今回の展覧は前代未聞のスケール。台北本社のアートスペースSPACE 17だけでなく、ガマニアの世界各地のガマアイランドでも規模の異なる同時展覧が行われ、展覧場所は10都市にも上ります。     15人のガマニア人の物語を感動的に上映   このほか、今回のイベントでは特別にグループ初のドキュメンタリー「playwork:彼らのガマニア物語」を製作。違う時期、違う部署のガマニア人がガマニアで起こった忘れ難い出来事について語り、ガマニア人全員に15年のよもやま話を伝えてくれました。彼らの物語は仕事、家庭、生活、同僚と多岐にわたり、短いながらも真摯な気持ちが伝わってきます。     ウェブイベントを展開し、限定版記念ブックを贈呈   「playwork」のイベント公式サイトでは面白いウェブイベント「playwork:あなたのガマニア物語」も行われています。イベントでは主に全グループのガマニア人が自分のガマニアでの写真をアップロードして、ガマニアの15年を画像でつづってもらうというものです。150枚の写真がアップロードされてミッションが達成されると、全グループの全員にガマニアの15年の歳月をブランドセンターが製作した限定版「Gamania Image Book」が贈られます。イベントが展開されるとわずかN日でガマニア人がアップロードして目標が達成され、応募が締め切られるまでイベントサイトにアップロードされた写真は増加の一途をたどりました。

饒敏瀚:我々の仕事は「意識的」なプレイ!

▲研究開発室シニア研究開発ディレクター  「ゲーム」が「遊び」に等しいとすると、ガマニアでゲーム開発を担当するRD部門では、毎日の仕事は遊びをクリエイトするプロセスであると言ってよいでしょう。ただし、こうした「遊び」はプロフェッショナルでなければならず、そのような遊びとは「意識的」なプレイなのです! 連合開発部シニア研究開発ディレクターのクッキー(饒敏瀚)は言います。「本質的に私たちの仕事は絶えずゲームに熱中することですが、プレイヤーとの最大の違いは私たちが意識的にプレイするということです。大部分のプレイヤーは私たちよりもラッキーでしょう(笑)。なぜなら単にゲームのおいしい部分を味わえばいいんですから。」 まるで楽しいアミューズメントパークのように クッキーの言う「意識的なプレイ」とは、ゲーム開発における研究、分析、実行を指します。「私たちが毎日することは限られた時間の中から「意識的なプレイ」を生み出すことです。そうした結果を手にするため、「プレイ」をプロのレベルに引き上げなければなりません。市販のゲームを細かく研究し、プレイヤーの行動や心理をシミュレートし、ゲームのあらゆるポイントをデザインします。そのプロセスはいわば楽しいアミューズメントパークの建設です。事前に研究、分析、企画、中間となるアイデアの組み合わせを行い、その過程でユーザーに生まれる感じ方を考慮し、後から有効な調整と改善を加えます。こうしたプレイは高度な専門性と計画性に基づいたプレイなのです。」 忙しい仕事は日の出まで 高度な専門性と計画性が必要なことから、部門のあらゆるプロジェクトにおいて、チームはその本質的価値観、つまりプレイの真髄を理解することに取り組む必要があるとクッキーは言います。それぞれのゲームプロジェクトのディテールとクオリティは、通常彼らが最も神経と時間を集中するところです。特にゲームがリリースされる前の期間は、さらに精神と資源を注ぎ込んで内容をチェックします。「自分が前にゲーム開発をしていたころは、ゲーム画面だけでも20数回の修正をかけ、微調整は数え切れませんでした。一番忙しかった時には、1日中1つのバージョンを調整して、会社で夜を明かしたこともありました。」そしてそれはゲーム開発者であるクッキーの製品品質に対する要求とこだわりです。 遊びが仕事にひらめきを 仕事でプロとして遊ぶことに加え、クッキーは毎週決まった時間に連合開発部の仲間と一緒にテーブルゲーム(またはカードゲーム)を楽しんでいます。ゲームのプレイに関する知識が豊富になるだけでなく、適度に気持ちがリラックスでき、より多くの創造力があふれ出るのだとか。また、別のプロジェクトにプレイできるバージョンがあれば、全員がテストプレイヤーになって、プレイヤーの観点からゲームの内容を体験し、仕事を一種の遊びに変えていると言います。 クッキーにとって仕事と遊びに最も大切なこととは?少し考えると、笑いながら答えてくれました。「集中力ですね。」仕事では集中してこそあらゆる場面に対処でき、集中してこそ創造力に実行力が伴うと言います。また遊びでも同じように集中してこそ一瞬を味わいつくすことができ、さらにその過程で自分の人生経験が豊かになって、仕事と遊びに相乗効果が生まれるのです。 ▲正式な撮影前にもクッキーは絶えずプロジェクトのデータや資料をこまめにチェック。大切な時間は決してムダにしない。 ▲連合開発部では毎週カードゲームに興じ、ゲームのプレイに関する知識を充実させる。 ▲リアルなTANNHAUSERのミリタリーフィギュアはクッキーの数多いフィギュアの中でも一番のお気に入り。

collette The Away Project スーパーショップの比類なきノージャンル

一軒だけの支店なし。1997年3月に設立されたパリ1区Saint-Honoré街のトレンドシンボル、colletteは間違いなく世界一クールでアバンギャルドなセレクトショップです。生活、文化、デザイン、音楽、アート、トレンド、ファッション、グルメなどのアイデアを組み合わせ、colletteは「コンセプト」トレンドを取り入れた世界初のセレクトショップであり、最初に「ノージャンル」を実現した究極のブランドです。  colletteには流行の最先端を行くセレクトアイテムがあふれています。モード、アクセサリー、デザイン、コスメ、ドリンク、おもちゃ、書籍、スイーツ、さらにジャンルを越えたインディーズアーティストや大手ファッションブランドとのコラボによるトレンドグッズなど様々です。トレンドを巻き起こしてライフスタイルを切り開くことはcolletteの究極のコンセプトに等しいものです。   ばかりですが、このモードの活力に満ちたコンセプトショップは休むことなく、3月28日の「The Away Project」の準備に取り組みました。colletteは数多くの大手ブランドと足並みをそろえた出撃の準備を一気に終えました。それはあたかも世界中のショップに向かって、一番すごいのはうちだ、トレンドを引っ張る実力があるのはうちだ、と宣言するかのようでした。  「The Away Project」シリーズはFrench Chicを代表するマリンストライプにデザインのインスピレーションを得ています。ジャンルを越えた商品には、第一弾としてフランスサッカーリーグと共同制作したNikeスポーツウェアがあります。さらにChanelのチェーンバッグ、Colorwareの携帯電話ケース、Comme des Garçonsの香水、Hermèsのスカーフ、Laduréeのマカロンセット、Longchampのベーシックバッグ、MontBlancの万年筆、Swatchの腕時計、Trousselierのぬいぐるみ、Yves Saint Laurentのメイクパレット…息もつかせぬ怒涛のラッシュには舌を巻くばかりです。 (http://www.colette.fr/) ▲パリ1区Saint-Honoré街のトレンドシンボル:collette   ▲本、水、音楽、デザイン、コスメ、そして何よりcolletteはライフスタイルを売る。     colletteの「The Away Project」がこれほどの大手ブランドを一気に集めたことだけでも、驚きに値する。    

一ゲーム企業の社会に対する重要性とは?

一ゲーム企業の社会的責任とは?一ゲーム企業の社会に対する重要性とは?   日本の地震発生から5日がたちました、生活や仕事に停電の影響が出始めています。   日本の大手ゲームサイトでは。いくつかのゲーム運営会社が停電に対応し、ゲームサーバを不定期にシャットダウンすると発表しています。また直接サーバをシャットダウンして節電に努めると発表した運営会社もあります。もちろんこの状況でも広告を出してサービスの継続を表明し、ライバルからプレイヤーを奪おうとする運営会社もあります。 一ゲーム企業の社会的責任とは何でしょうか?   一国の社会が重大な災害に直面した時、ゲーム企業はどんな役割を果たせるのでしょうか?ゲーム企業の製品は消費者に娯楽を届けます。消費者のリラックスタイム、さらには仕事や通勤の時間も満たします。これはインスタントラーメンのような20分の寿命とはわけが違いますコーラが(何かのイベントの)おまけであるのとは違います。ゲーム製品は消費者の生活のある程度の時間を完全に支配するものなのです。ゲームはプレイヤーに世界を、家を届けますゲームはプレイヤーの孤独を慰め、プレイヤーに新しい友達を届けます。ゲームはプレイヤーの人生の一部となります。普段の生活ではゲーム製品はプレイヤーの生活の一部です。しかし社会が災害に見舞われた時、ゲーム製品はどういう状況に臨むのでしょうか?プレイヤーは不安と生活物資の不足にあえぎながら、ゲームをやめて地震や放射能のニュースに釘付けになるでしょうか?それとも代わり映えのない災害のニュースに飽きて、ゲームに戻るでしょうか?停電の際、プレイヤーは黙って家にいるでしょうか、それとも電気のあるネットカフェでゲームをしながら時間をつぶすでしょうか?プレイヤーは平時よりもゲームを欲するでしょうか?プレイヤーは災害の中にあって、生命の意義を考えるでしょうか?我々はゲームの提供者であり、利益を出さなければなりません。社会が安定している時、ゲーム企業は様々な慈善活動を行って、社会と別な形で関わっています。しかし社会に変動があった場合、ゲーム企業はどんな役割を果たせるのでしょうか?この度の日本での震災からよく考えてみてください、大手ゲーム企業は何をするのか、そして我々は何ができるのか?         ——————————————- 筆者について   Bruce   国内外でテレビCM製作、映画配給、劇場マーケティング、電通北京事務所クリエイティブコンペチーム、ガマニア内部ディレクターに携わる。現在は株式会社ガマニアデジタルエンターテインメント商品開発部課長(セクションマネージャー)。 ——————————————-  

『ディビーナ』クローズドβテストが台湾中のサーバを席巻

  ガマニアが送る超「萌え」ヘビー級オンラインゲーム『ディビーナ』の3月のβテストは内容盛りだくさん。ドラゴンボールの「若本規夫」とイタズラなKissの「後藤萌」を声優として正式に起用し、ゲームのキャラクター作成でプレイヤーが自由に好きな声優を選べるようになりました。ゲームにリアルな臨場感があふれるだけでなく、キャラクターに命が吹き込まれました。3月10日のテスト稼動以来、当日の人気が一気にゲームランキングでトップ5入りしたほか、クローズドβに開放したサーバは初日から満員御礼となるほどの盛り上がり!今春台湾で一番人気の『ディビーナ』は「萌え」系に新たな旋風を巻き起こします!   それではクローズドβの盛況ぶりをご覧ください。

GDCでのUI Team

今年のGDC (Game Developer Conference)は2月末から3月初めにかけてSan Francisco Moscone Centerで開かれました。幸いエルゴノミックデザインセンターもこの世界中のゲームデザイナーたちが集まる催しに参加できました。盛大な催しではすばらしい経験を分かち合うことができ、カジュアルからハードコア、モバイルやコンソールからオンライン、プログラム、美術、サウンドからマーケティングまでと、いずれもゲーム業界の各方面での専門知識を共有できました。 しかし、今回お伝えしたいのは1週間にわたるGDCで学んだカリキュラムではありません。(そう言うと失望するかもしれませんか?)カリキュラムについては今後グループでまとめて勉強会を開く予定です。(乞うご期待!)今回はもっとリラックスできる内容にしたいと思います。 Design In SF, design in life (下を向けばデザインが落ちている) 西海岸のSan FranciscoにはNew YorkやBostonのような東海岸の都市が持つ多様化したクラシックとモダンの芸術的な雰囲気はありません。またParisやRomeのようなヨーロッパ都市の深い歴史と文化の洗礼も受けてはいません。しかしSan Franciscoは初期の西洋列強の殖民、ゴールドラッシュ、戦後のヒッピー文化、そして最近ではDot Com産業の発展を経てきました。それはオリジナリティ、多民族の融合、メインストリームとサブカルチャー、伝統と反伝統、アートとデザインを併せ持つスタイルへとつながりました。芸術は人々が崇め奉る高尚なものではありません。SFでは美術館だけでなく、街角のいたるところで下を見ればアイデアやインスピレーションが転がっているのです。 サンフランシスコに来るなら花を忘れずに。 GDCに来るならIndependent Games Festivalを忘れずに。Independent Games Festival (独立系ゲームフェスティバル)